2014年10月13日

ルビジウム信号源

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GPSを基準信号源にした周波数カウンタと10MHzの基準信号源を作ってからだいぶ時間が経ってしまいました。
その過程の中で、最初は秋月の12.8MHzのVCTCXOを使用した信号源もちょっと見は安定度がいいのですが、息を吹きかけると元に戻るとは言え数ヘルツ位の変動がありました。
このVCTCXOをTRヒーターで温度制御しながら温めたりしてみましたが今一納得がいかず、結局ダブルオーブンのOCXOをebayで$23で売っていたので購入して使っています。
お借りしていたルビジウム信号源との比較でも非常に安定しています。勿論、息を吹きかけてもびくともしません。一応ここまで検討したところで、お借りしていたルビジウム信号源をお返ししました。
そうなると、今まで基準にしていたものが無くなり、やはり1台欲しくなりついにルビジウム信号源を購入することにしました。ヤフオクやebayを検索し、ebayでfreeshippingで$100のを見つけ、しかも232C制御で周波数を変えられるらしいとのことでこれを購入しました。FE5650Aというものです。もう高精度病状態です(笑)
最初の写真が、そのルビジウム信号源を電源とともにケースに入れたものです。
現時点は、とりあえずケーシングしただけで、信号出力もFE5650Aの出力をそのまま出しています。
将来的には、分配回路をつけてやろうとBNC端子は全部で5個つけられるようにしました。
周波数制御も、とりあえずはPCから制御できるようにD-SUB9Pの端子をつけました。後ろ側の写真です。

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しかし、購入した信号源はそのまま使えたわけではなく、電源の接続や信号の取出しなどを行うコネクタが特殊でどうしようか悩みましたが、表面実装となっているコネクタを半田ごてではずしてしまい、基板パターンに必要な端子からリード線を半田付けして引き出し、ケースの外側にD-SUB9Pを取り付けてそこから接続できるようにしました。買ったばかりのものを改造する勇気はいりましたが、眺めていても信号は出てこないので、当たって砕けろ!です。結果は、何とかうまく行きました。

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D-SUB9Pを取り付けるためのポスト用の穴あけも結構な作業量がありました。(ケースを裏側からドリルでザグッてねじ穴とした)。

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また、この信号源には電源として15Vだけでなく5Vも必要でしたが、3端子レギュレータをケース外装に取り付け、供給は15Vのみとしました。

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ここまでで発振を確認できましたが、結構熱くなります。ラジエータをつけて冷やす必要があると考え手持ちのラジエータを切り出してつけることにしました。
一番大変だったのは、この切り出し作業です。小さな金鋸で約40分ほどかけて焦らず、苛立たず、のんびりと加工しました。

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電源には、秋月で売っている16V4AのACアダプタを使用しました。メーカーの仕様書に寄ればこの信号源は15V〜18V位で使用できるとわかったので、そのまま使っています。小型で適当に安価で良かったです。

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とりあえずのケーシングも終わりましたので、次は周波数制御です。元々、購入したこの信号源はOPTION58というもので、発振周波数が8.3****MHzとなっているものです。しかし、これらはDDS制御にて周波数が決められており、このDDSの設定を変えれば必要な周波数(範囲の制限はありますが)が出力できることになっており、この制御はRS-232Cでできるようになっています。今回取り付けたD-SUB9Pのコネクタにこの制御信号も配置しました。

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まず、PCの制御(TeraTerm使用)でうまく行くことを確認して、今度はマイコンからの制御実験です。
これも簡単にできました。通常のDDS制御と同じようにデータを計算して、通常はDDSに制御データとして出力するところを232Cシリアル出力するだけで簡単に動きました。そのうちケース内に内蔵して超安定DDS信号源にしたいと考えています。

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8月に製作したGPS-DO/周波数カウンタに積んでみた写真です。テイシンのTK-12という比較的低価格の測定器などに丁度いいサイズのケースです。

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次は、制御回路の内蔵ですが、課題があります。この信号源の周波数を変えていくと、9MHzあたりを中心に低いほうも、高いほうも信号出力が低下します。どうも、共振型のフィルタが内蔵されているようです。20MHzまでは信号源内蔵のマイコンが対応しているようなので、このフィルタの特性を変えてやればHF帯DDS信号源として使えそうです。
サイト検索をすると容易に見つかりました。ちゃんと回路を追って、フィルタの特性をシミュレーションされ、改善する方法も記載されています。オリジナルの特性は当局が実測したものと殆ど同じでした(当然ですが)
とりあえずは安定な信号源が手に入ったのでとりあえず使えるようにして、次のステップは、これからまたのんびりとやっていきます。マイコンでの周波数計算と表示が32bit長の限界にぶつかっており多桁の計算を精度良くやるかうまく表示する方法を考えないといけません。

※このFE5650Aを購入する判断となったのは、dty山本さんのサイトです。OPTION58の制御方法が記載されており、この情報で購入の決断をしました。当然、制御方法はそのまま参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

※GPS-DOやルビジウム信号源はもう5〜10年前に話題になっていたようですが、そんな精度は必要ないと関心がありませんでした。しかし、ひょんなことから1Hzが欲しくなりやり始めたらハマってしまったという感じです。その当時だったらもっと安かっただろうにと悔やんでも仕方ありません。

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2014年08月16日

GPSによる高精度簡単周波数カウンタ

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TS-130のVFOをDDS化して本体に内蔵し、バンド毎にバンドエッジをマイコンに組み込んで快適にワッチをしながら、いざ本体の再調整をと始めたら、意外とちゃんと校正した周波数カウンタを持っていなくて(±50Hz程度?)、もう少し精度の高い周波数カウンタが欲しくなりました。
丁度その時に、いつもお世話になっているOMさんからGPSの1pps信号を1/10してそこそこの精度が取れるらしいとご助言いただきました。
だいぶ以前にRockwellのTU30-D140というGPSボードを分けていただいていたのを思い出し、引越しの荷物のどこにあるか大変でしたが見つけ出すことができました。
早速GPSの動作を確認し、232C接続でPCから衛星を捕捉している様子が確認できました。1pps信号も出ています。

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早速、1pps信号を1/10してゲート回路を通してマイコンに取り込み周波数を表示する回路図を作成し、一気に基板も作ってみました。

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基板パターンを作成しながら、このGPSボードからは10KHz信号も出ており、これを使った基準信号発生器(GPS-DO?)も作れるではないかと、あちこちのサイトで目にするG3RUH OMさんのPLL回路も一緒にパターンに組み込みました。
但し、高級なVTCXOを所有している筈もなく、最近、秋月で販売している12.8MHzのVCTXCOが使えないかとダメモトで入れ込みました。通常は、10MHzのVTCXOが使用されていますので、最初に1/10分周してそのあと1/128分周して10KHzを生成し、比較器に入力しました。
ちゃんとケース入れもし長く使えるように仕上げてみました。

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それらしく動き始めたところで、はたして当初の目論見どおり精度良くカウントしているのか知りたくなりました。当然、基準となる信号源も持ち合わせている筈もありません。
これは、お世話になっているOMさんからRb-OSC(ルビジウム信号源)を貸し出していただけることになり、宅急便で送っていただきました。
このRb-OSCは発送前の確認で0.001ppmなら大丈夫そうだということでした。
周波数は10MHzですから、0.01Hz以上の精度があることになります。

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お借りしたルビジウム信号源

早速この信号源の周波数を測ってみました。
どんぴしゃです!気持ちが良いほどきっちり10MHzをカウントしています。
プリスケール1/16、ゲートタイム10Sの仕様で作ったので最小桁は1.6Hz刻みとなります。

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これでは、信号源の精度に遠く及ばず、一部改造してプリスケール1/4、ゲートタイム80Sにして測定してみました。最小桁は0.05Hzになります。80Sだとカウントに1分半ほどかかりますが、見事に10.00000000MHzの表示がでました。10回に一回くらい±0.05Hzの表示となりますがこれは量子化誤差とのことです。確かに、1/16でも、1/8でも最後の桁は時々±します。と、いうことは、もっと精度が取れているのではないかと期待してしまうのですが、残念ながらプログラムに使用している変数の最大桁数を超えてしまい実験はできませんでした。
理屈の上では、ルビジウムよりもGPSの方が精度が高いようです。

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いずれにせよ、1Hz以下の精度は当局的には必要ないと思われますので、これ以上の追求は無しとしました。

次に、このGPSモジュールの10KHz信号と秋月の12.8MHzのVTCXOを使用した12.8MHz基準信号発生器です。
自分の1ppsを使用した周波数カウンタでの測定ではしっかり12.8MHzになっています。
しかし、これ以外に精度の高い周波数カウンタは無く、もう一台GPS周波数カウンタを作ることにしました。

やっと、本題の「GPSによる簡単高精度周波数カウンタ」です。
こちらは、GPSモジュールにaitendoで販売されている1980円のモジュール(G315)を使用しました。アンテナ(DAM1575A4)も50%引き特売の750円のものを使用しました。
このGPSモジュールは10数ミリサイズの小型のもので、ピンピッチは1.27mmになっています。今回は変換基板を作り必要と思われるピンのみを出力しました。

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小型にしたいと思い、ケースはタカチのW90×D135×H35mmに入るように基板を書いてみました。

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今回は、プリスケール1/16⇔1/4の切り替え、ゲートタイム10S⇔80Sの切り替えスイッチも入れてみました。
回路図は下記の通りです。

GPS-FrequencyCounter aitendo140814.BMP

プリスケールによりますが、60MHz(1/16時)、15MHz(1/4時)位まで測定が可能です。
出来上がったaitendoGPSモジュールでの周波数カウンタの性能確認です。これもまず貸していただいているルビジウム信号源で10MHzを測定しました。当然ですが、どんぴしゃ10MHzです。

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次に、TU30-D140 GPSモジュールの10KHzと秋月12.8MHzVCTCXOを使用した12.8MHz信号源の周波数測定です。
こちらも、どんぴしゃ12.8MHzとなりました。1/4プリスケール、80Sゲートタイムによる測定で12.80000000MHzとなります。最小桁は0.05Hz刻みです。同様に時々±0.05Hzの表示となります。

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これで、600円のVCTCXOで0.1Hz以上(?)の精度の基準信号ができたことが確認できました。
GPSを使ったカウンタや、信号源の最大のメリットは衛星にロックすれば、ソク精度が得られエージングが必要ないことと、衛星がなくならない限り経年変化が無いことです。
アマチュアにとってこれほどFBな基準カウンタや信号源が安く手に入れられることになりとても喜んでおります。
残念ながら、aitendoのGPSモジュールには10KHz信号が出ていないので信号源は作れていませんが、こちらは比較的新しいモジュールなので衛星へのロックは1分ほどです。TU30-D140はロックするのに40分ほどかかりますのでちょっと使うには不便です。

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窓から2つのGPSアンテナを仮設した様子

今回のGPS周波数カウンタを作るにあたり、衛星へのロックを確認するのにいちいちPCをつなぐのは面倒くさいので、マイコンで衛星からのデータを読んで表示するようにしました。
表示の内容は、緯度や経度、時刻、ロック状態などありますが、表示の切り替えなど含めてこれからおいおいソフトをグレードアップしたいと思っています。

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GPSを使用した基準信号発生器の記事は色々なサイトで見つけられますが、周波数カウンタはあまり無いようです。また、これらと衛星からの情報を同時に表示する自作記事もあまり見当たりません。
この盆休みはTS-130のDDS化改造の追い込みと思っておりましたが、GPSに明け暮れた休みとなってしまいました。しかし、ひょんなことから現時点市場で安価に手に入るGPSモジュールやVTCXOとマイコンを組み合わせた、安価で簡単で精度も高いものが得られたことはとてもFBでした。

【謝辞】今回の製作に辺り、すばらしい助言と、Rb-OSCを快く貸与いただきました JA9TTT/1 加藤OMには大変感謝いたしております。 
 Very TNX


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2014年07月13日

中華製DDS&エンコーダー VFO U

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今週も、先週に引き続きTS-130のVFOの中華製DDS化を進めていました。
回路的、ソフト的にはベースがほぼ固まったので、2年前の検討蛇の目基板を基板化しました。

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TS-130本体のバンド情報もマイコンに入力して、バンド毎にハムバンドのみの周波数可変範囲となるようにするために、マイコンのポートがたくさん取れるATMega644(40Pin)をマイコンとして使用しました。
今日は、まだそこまではできていませんが、基板ができて、ソフトも動き出して時間切れになりましたので写真のみ掲載します。
LCDは先週使ったのは字が小さすぎたので秋月で売っている16*2の超小型というものを使用しました。
だいぶ字が大きくなり読みやすくなりました。
ただケースにどう収納するかが課題で、まだ解決していません。
LCDを搭載するため、ロータリーエンコーダーの取り付け部分を金鋸でカットしました。

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2014年07月06日

中華製DDS&エンコーダー VFO

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今週は、日曜日しか時間が取れませんでしたが、先週まで色々遊んでいたRaspbrry Pi オーディオはお休みして、TS-120、TS-130の中華製DDSを使用したVFOを検討していました。
実は、2年ほど前にも実験はしていましたが、そのままになっていました。

http://blog.toshnet.com/article/53249363.html

今回は、中華製の立派な400パルスのロータリーエンコーダーを12$程で入手したので、これを使ってみるのが目的でした。

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やっているうちに、LCDでの周波数表示もやりたくなり、手持ちを探したら、TS-130のVFOに入りそうな小型のLCDも見つかり、これの実装も含めて試作してみました。

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TS-130のVFOユニットに実装するのに、金属加工も現物あわせでやりながらでしたのでこんな時間になってしまいました。

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とりあえず動くようになったので、今日の実績として掲載します。
詳細は、もう少し検討してから報告します。

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2014年06月22日

Raspberry Pi & AudioV

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今週は、先週に引き続きRaspberry Piでのミュージックプレーヤで遊ばれたいました。
電源部のコンデンサはIrberryDAC(PCM5102を使用)と同じ高分子型?(低ESR:昔のOSコン)に取替え、音質の改善?を図りながら、一方で、ミュージックプレーヤとしてスタンドアローンでの使い勝手を考え、再生中の曲名表示ができないか(LCDをつなげば後はソフトで何とかなるだろう)と、サイト検索をするとそれなりに出てきます。
入手したRaspberry Piの本によれば、I2C I/FのDACが中心ですが、海外のサイトで普通に手に入るパラレルI/Fタイプの事例を見つけました。
これで、だいぶ前に調達した中華製LCDが使えそうです。
最初は、事例どおり16*2のLCDを使用しましたが、色々表示したくなり、同じ中華製の手持ちの16*4が使えないかと、サイトの事例で使ってあるドライバーソフトのファイルや、表示パターンのファイルとにらめっこして何とか16*4の表示が出るようになりました。

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一番上が、アーティスト名、2行目がアルバム名、3行目が曲名、4行目が曲の長さと、再生時間を表示しています。1行で表示できない名前は、横にスクロールして表示されます。
ここまで来るとだいぶプレーヤとしての完成度が上がってきます。
次は、リモコンで再生、ストップ、スキップなどの操作ができるようにならないかと、挑戦中です。
Raspberry PiとピギーバッグDACは、100円ショップの空き缶にうまく入りましたが、流石に16*4のLCDを付加すると入りきれなくて、空き缶を切り刻んではみ出しています。
リモコンがうまくいったら、ちゃんとしたケースに入れたいと思います。
しかし、恐るべしRaspbery Piです。販売開始されておそらく3年足らずだと思いますが、サイトを探せば大概のソフトと情報が手に入ります。
暫く、QRPはそっちのけで、こちらに手を取られそうです。
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2014年06月15日

Raspberry Pi & AudioU

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先週は、基板の組み合わせでRaspberry Piを使用した、ミュージックプレーヤーを作りましたが、今週は、中華通販に購入手続きをしていたES9023が到着したので、Raspberry Piにピギーバッグで搭載するIrberryタイプのES9023バージョンを基板を起こして作ってみました。
ES9023は、ESS社という会社がリリースしているDACで24Bit192KHzの音源が再生できるものです。
マスタークロックの処理に独自の回路を持っているようで、低ジッターを売りにしています。

 http://myl8test.files.wordpress.com/2013/05/es9023-datasheet.pdf

兄貴分のES9018というICは超高級DAC製品に使用されており、音が良いという評判のICです。
いつもお世話になっている中華通販では10個$17.6(送料込み)売っており、1個200円足らずのICです。
このICは、1chipで出力のアンプ段は含まれておりUSBメモリサイズのUSBDACなどに使用されているようです。
TI社(元BB社)製PCM5102を使用したIrberryDACは、Raspberry Piにうまく乗るサイズで作られており、音質にもこだわった設計になっています。また、マイコンも搭載して、Appleのリモコンでリモコン制御もできるようになっている優れものです。接続はUSBではなく、Raspberry Piから出力されるデジタルオーディオ出力のI2S信号で直接接続となっています。
当局もES9023を使用して、これと同じようにI2S接続でRapberry Piに乗るものを製作しました。
久しぶりに基板設計とエッチングです。(東京に来て初めて)

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接続は2.5mmピッチ2列のピンヘッダーのため、ピン間パターン(0.3mm)があるのでいつものブルーシートでうまくいくか心配でしたが、一発でうまくいきました。ピン間もばっちりです。

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出来上がった基板を早速IrberryDACと入れ替えてみました。
非常にうまくおさまっています。
先週作った、ES9023の出来合い基板と比較して、高音質部品を使用した分良くなっているように思います(自己満足)

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IrberryDACとの比較では、もう少しチューニングが必要かな?!というレベルです。560uFの高価なOSコンを9個も使用している分の差でしょう(負け惜しみ)。
今日は手持ちの33uFのMUSEコンを4個使っただけなので、この辺りの音の差はこれからのテスト次第だと思っています。
いずれにせよ、FRISKケースとの比較写真のように非常に小型で、CD100枚以上入るミュージックプレーヤーが出来上がり満足しています。

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100枚もCDの選曲はどうするんだと言われそうですが、操作はiPhone用のアプリでMPoDというのがあり、WiFiで手元でアルバムの選択、曲の選択、プレイリストの作成ができます。

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Android用のアプリも何種類かあるようです。
とても便利です。


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2014年06月08日

Raspberry Pi & Audio

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最近、Rasberry PiというARMコアを使った名刺サイズ程度のワンボードPCがはやっているようです。
当局も、1年ほど前に知り合いが買ったというのを知り、何なの?程度だったのですが、最近は更に高性能なものも発売され(秋月が積極的に売っている)、一段と話題になっているようで、紹介本が多く出版され、7月号のトラ技でも特集されています。
単なる小型PCなら興味はあまりないのですが、機能を明確にしたアプリケーションが多く紹介され、ソフトウェアもパッケージにされたものが手に入ります。
当局は、元々SDカードにCDの非圧縮データを入れて高音質のDACで再生したらいい音がするのではないかと昔から興味を持っていて、一時自分で作りかけたこともあったのですが力及ばず長いこと放置してありました。
そうした中で、最近ではUSB-DACやら、Raspberry Piを使用したミュージックサーバーやら、高音質オーディオの話題が身近になってきました。CDのような16bit44.1KHzのみならず、最近では24bit196KHzの音楽ファイルがネットで購入することができるようになっています。
そこで、ネットで色々探してみると、あります、あります。
当局が目的とするようなアプリケーションが見つかりました。しかも、Rspberry Piにコネクタで接続してピギーバッグにする高音質DACも販売され、個人頒布もあります。
Raspberry Pi本体も、4000〜5000円で売られていますし、DACも安い物で20ユーロ、個人頒布の高音質部品使用品もあり、両方入手してみました。
それで作り上げたのが、写真のようなものです。(作るといっても、組み合わせてソフトを入れるだけ)
せっかくDACを2種類入手したので、Raspberry Piも2台購入して、2台のミュージックプレーヤを作りました。
ケースは、とりあえず、以前ダイソーで入手していたものを含めて、手持ちの適当な空き缶を指標しています。

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音はというと、以前雑誌の付録で入手したUSB-DACと比較してかなり良くなっています。
実は、とても評判の良いKORGのDS-DAC-10も入手して使用していたのですが、これを超えるくらいでしたので、これからは、自分でいじれるPasberry Pi + Volumio というミュージックプレーヤを使用することになるかと思います。
こちらでは、作ったものの写真しか掲載しませんが、詳細はサイト検索すれば多く見つけられると思います。

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購入した個人頒布のDAC

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DACの基板

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Raspberry Piに乗せたDAC

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2台目のミュージックプレーヤ

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20ユーロで購入したDAC(ES9023)
ジッタ除去の性能が優れ音が良いと評判のICの姉妹品DACを使用

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電源のコンデンサにオーディオ用を使用し、強化した

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音楽ファイルを入れるSDカードを入れ替えられるようにした
64GBのSDを使用しているのでCD100枚は入るため入れ替えは不要かも

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2014年05月04日

短縮バーチカルアンテナの実験

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マンションの西側の壁面の窓から突き出したつり竿アンテナ+ATUでの運用は、コンディションがよければQRPで国内のQSOはあまり問題がなかったのですが、DXとなると、相手は良く聞こえているのに、50Wで呼んでも全くかすりもしない状況が続いていました。(設置状況は、前のBlog http://blog.toshnet.com/article/93595646.html
アンテナが、ATUによる強制マッチングであることと、10m程度のカウンターポイズを壁面に這わしているもののアースの問題もあると考え、各バンドに共振したアンテナと、前のマンションで結果が良かったネット網を使ったアースを実験してみました。
まず、共振型のアンテナですが、当然フルサイズはありえなくて、モービル用程度の短縮ホイップを作ることにしました。(最初の写真)
実際の設置を考えると、とにかく軽く作ることが重要と考え、基本は釣竿の先から2m程度をベースにして、短縮コイルは、ペットボトルをベースにアルミ線を巻きました。

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10mを約2m、1/5に短縮しますので、コイルのQは出来るだけ高くしようと考え、ペットボトルは2lサイズのものを使用し、直径は90mm巻き幅も90mmで54μH程度となるようにしました。
コイルがアバウトなのは、わに口クリップでターン数を調整してマルチバンド化を計画しているからです。
(インダクタンスメーターでは57μHとでました)
釣竿へのコイルの固定はペットボトルを切り開いてベロを作って折り曲げて穴を開けてそこにつり竿を通して固定しました。(写真のほうがわかり易いと思います)

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最終的に重量はM型のコネクタを含めて、160gと非常に軽く作ることができました。

アースは、ベランダにあるボルト部分(洗濯棒を乗せる台の固定ボルト等)にとって見ましたが、結局うまくいかず、100金で売っているハンガーネットをワイヤーではんだ付けして繋いだものを仮想アースとして使用しました。前のマンションでもいい結果が出ていたので確実な方法かもしれません。

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(ハンガーネットは、立て掛けているだけ)

出来上がったアンテナは、南側のベランダに仮設、斜めに突き出して、各周波数(7,10,14,18,21MHz)で共振するようにわに口クリップでのターン数を調整しました。

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調整には、先日作ったFRMSにSWRブリッジを接続し、スキャンして、SWRが下がる共振点を探しながらクリップ箇所を決めて行きました。

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(50Ωのダミー抵抗を接続した測定結果、-40dB以上取れているのでSWR1近くまで測定可能)

FRMS+SWRブリッジでの測定される共振点で、実際に試験電波を出してSWRを測るとぴったり一致していました。こういう用途には便利だと自分ながら感心しています。

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とりあえず調整が終わったのは夕方になってからですが、早速使ってみました。今日だけの成果ですから正しい評価とは言えませんが、先日、全くかすりもしなかったW7が7MHz50WでWorked、18MHz20WでヨーロピアンロシアがWorkedできました。
結局、30ターン巻いたコイルは7MHzでも20ターンしか使っていませんので、ペットボトルは500mlのにしてターン数を上げて巻き幅を直径と同じくらいにしたほうがQを上げられるかもしれません。
(そう信じているだけで実際のQがどうなっているかは?ですが)
大きな問題は、20mの同軸を南側のベランダからジャックがある北側の部屋まで引っ張りまわさなければならないことです。従って、実験後は同軸ケーブルは既にベランダ側に巻き取ってあり、今は運用が出来ないのです(ToT)
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2014年04月20日

やっと引越しひと段落

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一年で終わりとなった単身赴任でしたが、京都に帰ったわけではなく、今度は家族を東京に纏めることになり、3月初旬に当局が、そして下旬に15年住んだ(京都には合計27年、引越し2回)自宅を引き払い引っ越してきました。
しかし、戸建てから東京のマンションですから面積も大幅に狭くなり、トラック2トン車分の廃棄をしてきましたが、未だにダンボールの山の中の状態です。
当然、今までと同じシャックが確保できるわけもなく、それでも何とか場所を確保してとりあえずOnAirできるところまできました。
メインリグとして一昨年購入したIC-7410は、まさか東京に引き纏めるとは思っていなかったので古くなる前にと昨年処分してしまったので、メインで鎮座しているのは3台のTS-130ラインです。
もっとも主に使用しているのは、自作のQRP機、KX3、IC-7100です。
アンテナは、本当は南側にベランダがあり、ロケーションとしては開けているのですが、シャックを置かしてもらえる部屋がなく、マンション内にケーブルを引き回すわけにも行かず、とりあえず窓からつり竿を出して、約6mのステンレスワイヤーをたらしています。

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これで7MHzでは、QRP 2Wで国内は何とかなるようです。DXはこれからぼちぼちやってみます。
高さは13階で35mほどありそうなので、まあ何とかなるでしょう!

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隣のマンションは西側、よって南北と西は何とかなるが東はNG

単身の時と違って最上階ではなくエレメントを屋根より上に上げられないので、どこまで飛んでくれるかは今後の運用結果に期待しましょう!

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窓から突き出したアンテナを拡大

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去年のマンションと違い部屋からは見えないが、エレベータホールからの富士山
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2014年02月16日

またも遠回り

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グラフィックLCDに表示された結果

デジタル通信用のTRXの思索を始めて1ヶ月以上たってしまい、受信部はそれなりに動作するところまでたどり着いてはいるのですが、元々、455KHz用のIF段を4MHzで使っていることもあって、IF段の周波数特性を測ってみたくなりました。
しかし、単身で限られた道具しか持ってきてないこともあり、手元には新しく買ったオシロとテスターくらいしかありません。
自宅には、スペアナと昔作ったFRMSがあるのですが取りに行くわけにもいかず、この際、作ってしまえと、せっかく買ったオシロを表示画面として使えるようにしたFRMSを作ってみました。

つまり、スイープした結果を見るのにパソコンを必要としないものです。

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オシロにドッキングしたFRMS

作り始めて、ついでにグラフョックLCDも搭載し、オシロも必要としなくて単独で周波数特性が見れるものにも仕上がりました。
簡易的に特性を見て、特性の結果はオシロで表示して、それをUSBメモリーに記録して残すことができます。

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オシロに表示された写真

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オシロでキャプチャした画像

縦軸は10dB/div、横軸は、ステップ周波数の設定で異なりますが、写真は、1MHzから10MHzまでを表示しており、1MHz/divとなっています。
今回の測定例は、LCの並列接続(10uHと270pF)で3.1MHz辺りでの共振点がよく測定できています。(オシロは0.5MHz/divです)
ハードはほぼ完成なので、後はプログラムをもう少しいじって完成です。
早く目的を達成して、TRXを完成させなくては・・・・・。

二週連続の大雪でどこにも出かけず、いっきに作り上げることができました。

しかし、またしても遠回りです!



posted by jn3xby at 19:37| Comment(3) | TrackBack(0) | AVR&BASIC