2015年01月18日

エアーバンド受信機U

ケースベルト1.jpg

先週に続いて、エアーバンド受信機の仕上げをしていました。
まず、適当に作った基板のためにケースに入りきれなかった分を外側ケースを作ってつなぎました。
薄いアルミ板を巻いただけですが、それなりにアクセントになったかと自己満足です。

ケースベルト.jpg

航空無線は短いやり取りの繰り返しで、受信していない時のノイズも気になったので、スケルチを追加しました。
幸いにもラジオICのAGC電圧出力があるので、これをマイコンのA/D変換で読み取って、無信号レベルでAF回路にTRでミュートを掛ける様にしました。
元々マイコンのポートは一杯だったのですが、7SegLEDの表示桁を8桁から7桁に減らして、ドットポイントの表示もやめにして2ポートを捻出しました。
また、折角AGCレベルを読んでいるのでSメータ機能も追加しました。
こちらは、どう表示するか悩みましたが、信号を受信してスケルチが開いた時に、バー表示するモード(このとき受信周波数は表示されない)と、

S表示2.jpg

S表示4.jpg

左端の周波数ステップモードとチャンネルメモリーモードのところを、数値でS表示するモードを用意しました。切り替えスイッチは1つしかないので、周波数ステップモード、チャンネルメモリーモードの切り替えボタンをもう一回押すとバー表示モードと数値表示モードをトグルで切り替えるようにしました。

S表示1.jpg

S表示3.jpg

改造ついでに、KG-ACARS用のAF信号出力とその周波数のメモリーチャンネルを追加しました。
しかし、残念ながらKG-ACARSのデコード率は良くありませんでした。サイトで調べるとメーカー製のRXでもデコード率は良いものと悪いものがあるようなので、まあこんなものかと割り切りました。

posted by ja6irk at 16:50| Comment(3) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2015年01月11日

エアーバンド受信機

概観斜め.jpg

今年最初の自作です。
親しくさせていただいているOMさんが年末からエアーバンド受信機の製作をされているのに刺激を受け正月の休みも手伝って当局としても製作してみました。
エアーバンドは保有のリグでも受信できるので敢えて作る必要もなかったのですが、過去から実験のみに終わっている中華製DDSや、これもOMさんから分けていただいたままになっているロシア製も製品化されているAFパワーアンプも内蔵している1ChipラジオIC(オリジナルはTA7316?)、などに加え最近入手した超小型のmini7SEG LEDも使ってみたくなり、以下の条件をつけて自作してみました。

1) 分けていただいたラジオICで実用品を作る
2) 中華製DDSも実用品に活用する
3) mini7SEG LEDを使用して小型に作る
4) 手持ちのケースに入れる
5) 新たな部品は購入しない

ダイナミック点灯の7SEGは物は小型なのですが、片面基板でパターンを引くと基板自身が大きくなってしまうので、パネル面の基板は部品を置くのみとしてジャンパ線などはリード線で手配線としました。
手持ちケースはおそらく15年以上前に購入していたものでラフに寸法を測って基板サイズを最初に決めてパターンを引きました。結構厳しい寸法だったのですが、何とか入ったものの、パネル面の基板の部品の厚みを考慮していなかったので結果としてはその分パネルがはみ出る形となってしまいました。ご愛嬌です。

前面概観.jpg

前面基板.jpg

概観横.jpg

電池比較.jpg

設計時点で悩んだのが、エアーバンドは10MHz以上の帯域があり、ラジオIC側でこの帯域をカバーさせるのには無理があると考え、ラジオICは入力を10.7MHzとしてIF455KHzに変換、フロントエンド側でこの帯域をカバーすることにしたのですが、中華製DDSはせいぜい0〜50MHz位の範囲でしか使用できないことです。
フロントエンドの局発のカバー範囲は107MHz〜120MHz程が必要となります。
そこで、デジタルの良さ?を利用して、うまく行くかどうか?でしたが、今回はDDSとして通常使用する信号ではなく、ナイキストイメージの信号を活用することにしました。
次に問題として気づいたのが、DDSの基準クロックが125MHzであり、エアーバンドの帯域の真ん中にあることです。これが悪さをしてラジオICのAGCを飽和させてしまうと全く使用できない受信機になってしまいます。
やってみないとわからない状況ではあったのですが、10.7MHzにはFM用ですがセラミックフィルタを使用し、また455KHzにもラジオ用セラミックフィルタを使用して選択度を少しでも良くする方法をとりました。お陰で死蔵していたフィルタも活用できました。

全体の制御には、いつものアトメルAVRマイコンを使用し、BASICでプログラムしています。
28pinのATMega168を使用したのですが、7SEG8桁としたのでこれだけで16pinを消費してしまい、ポート数はぎりぎりでした。
ソフト量としては16KBのマイコンですが20%程度しか使用していません。
DDSの制御、ロータリーエンコーダーでの周波数可変、7SEGのダイナミックスキャン等、これまでに作った資産を利用していますので1時間くらいの改造で動くものが出来上がりました。
周波数ステップは航空無線周波数データから25KHzとしています。但し、当局のロケーションでは羽田周辺しか聞けないと思いましたので、あらかじめメモリーした周波数だけを選択するメモリーチャンネルモードも追加しました。ポートが足らなかったので、メモリー周波数は任意に記憶させることはできず、各チャンネルにあらかじめプログラムで周波数をメモリーさせています。

内部全体.jpg

内部拡大.jpg

結果としては一応実用になりそうなものが出来上がりました。羽田のアプローチのやり取りなどが非常に良く入っています。
残念なのは常に信号が出ている羽田の気象情報の周波数が128.8MHz、アプローチの周波数が119.1MHzと離れておりフロントエンドの帯域をもっとブロードにしないとどちらかに感度の最高点を合わせざるを得なくなったことです。
当然のことながら125MHzは強烈な信号を受信しており、使用できません。
その他、スプりアスと思われる信号を沢山受信していますが、とりあえず支障なく使えています。
ポートが後2ポートあれば、無信号時にAFをカットするスケルチを追加したいところです。
とりあえずケースに入れて完成までこぎつけたので、今年最初の自作としてはまずまずかと思っております。

動画は削除しました。

エアーバンドRX 140111.BMP



posted by ja6irk at 14:02| Comment(6) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2015年01月01日

謹賀新年!

旧年中は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願いします。

         2015年 元旦
posted by ja6irk at 00:09| Comment(5) | TrackBack(0) | 徒然なるままに