2017年09月24日

FT8 その後の運用3

3週間の運用結果です。
先週は、本業が忙しくウィークデイの運用はほとんどできませんでした。
先週月曜日時点で、54エンティティでしたが、1週間たった今日時点で60エンティティまで増えました。
6つ増えたわけですが、当局的に特筆すべきはサウジアラビアです。
段々新エンティティが少なくなってきた感じです。
また、JT65と比較して低レベルの信号には弱いせいか、1回の時間は少ないのですが、結果的に何回かのやり取りでやっとQSOが成立することが多いな!と印象でした。
逆に、フェージングでも、これがQSO成立の機会を増やしているようにも思えるのですが。
そうした中で、WSJT-Xの新しいrc2バージョンが出ていることを知りました。
これは、これまで-20dBくらいまでと言われていたデコード力が、-24dBまで改善されているとの情報でした。
これは、やってみるしかないと早速バージョンアップしてみました。
結果は、確かに改善しているように感じています。4dBかどうかは比較の使用がありませんが。
ただし問題が発生しました。これまでうまく動作していたCAT制御(icomなのでCI-V制御かな?!)がおかしくなりました。
CAT制御でPTTは動いたので、運用には大きな問題はありませんでしたが、アプリ側からRigのバンド切り替え等ができなくなったのです。
Rig側のバンド切り替えは、アプリ側には反映されていたので、運用に支障はありませんでした。
原因はよくわかっていませんし、すべての方が同じ症状とも思えません。おそらく、使用しているRigとPCの相性などもあるのではないかと思います。
rcバージョンですので、これから色々改良されていくと思っています。
rc2でもrc1から使い勝手で細かいところが改良されていましたので、今後に期待しています。
アパマンでも、これだけのDXが楽しめるようになったJT65やFT8などの新しいデジタルモードとその運用ソフトの開発に対し非常に感謝しております。
これからもボチボチ楽しんでいきたいと思っています。

タグ:JT65 FT8 WSJT-X
posted by ja6irk at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なるままに

2017年09月18日

FT8 その後の運用2

ハムフェア2日目の日曜日から始めたFT8での運用ですが、2週間がたちました。
最近では、バンドによってはJT65より運用局が多いようにも思えます。

<2週間での成果>
◆ 54エンティティ(FT8モードWorked)
◆ 1Day WAC
 (FT8モードWorked マルチバンド)

です。
最初の1週間で40以上できましたので、あとは難しくなったわけですが、2週間で50以上は流石デジタルモードだと思います。
7MHz JT65で1Day WACを実現できましたが、最近のコンディションではちょっと難しそうです。

それでもFT8、最近は帯域一杯にOnAir局が広がっていますので、もう少しコンディションがよくなったらどうなることやらの状況です。(まだ、始まって数か月のモードだと思うのですが)
短時間でQSOが成立する点が受けているのでは思っています。

JA6IRKコールで本格的に始めたデジタルモードで間もなく1年(昨年11月から)になりますが、これまではJT65での運用で、トータル約80エンティティくらいだと思っています(数えていません)。
この2週間のFT8での新エンティティで当局にとっての変わり種は、スワジランド、モンゴル、エクアドル、スリランカ、パラグアイ、ヨルダン、あたりでしょうか?!
相変わらずカリブは取れません。ネパールは時々聞こえてはいるのですが、いまだに未成立です。
ここからはのんびりとやろうかと思っています。
3mの超短縮アンテナではそろそろ限界も近いのかと!?
OnAirバンドは、7,14,18MHzが中心です。21MHzもちょっと出てみました。

しかし、アパマンにとっては面白いモードだと思います。

posted by ja6irk at 19:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 徒然なるままに

2017年09月10日

小型アンテナアナライザー

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先日アンテナアナライザーのソフト拡張行ってだいぶ使い勝手がよくなっていましたが、ebayで売っているというSi5351を使った超小型のアナライザがあるとのことで見せていただき、興味が沸いて作ってみることにしました。

http://blog.toshnet.com/article/180676102.html
今まで作って使用してきたアナライザ

Si5351を使ったアンテナナライザーの事例はたまに見かけるのですが、性能など詳細がよくわかりません。
150MHzくらいまでは信号が出せるが魅力なのですが、信号が方形波ですので高調波を多く含んでおり何らかの影響がありそうで手を付けないままになっていました。やってみて考えようと。

どうせ作るなら、信号源をSi5351に変えるだけでなく、折角、低消費電流の信号源(AD9850モジュールは100mA以上:Si5351は数mA)を使うので、表示などにも低消費電流タイプを使うなど、より少ない消費電流と小型化を狙ってみました。

表示装置は、ちょっと見ずらいかも(老眼で)と思いながら、自発光で少しはましだろうと0.96"のOLEDを使用しました。この表示器はI2C制御でポートを食わない(2本と電源アースの4本のみ)のと、パターンが楽です。
また、3.3V動作で、Si5351も3.3V動作なので、マイコンも3.3V動作させ、電源としては乾電池2,3本、または3.7Vの小型のリチウムポリマー電池が使用できないかを期待しました。
結果的には、正確に測っていませんが消費電流は20mA以下になっており、動作も乾電池2個でも十分動作していました。
最終的には、800mAの小型(薄型)リチウムポリマー電池を充電基板とともに実装しました。800mAだと計算上はつけっぱなしで40時間以上動作することになりますが、実測していません。

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出来上がったアナライザの新旧比較

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ソフトは拡張版のバンド選択機能も搭載しました

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部品実装した基板表面です

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ケースに実装した基板裏面です。充電地、充電基板も裏蓋に実装しています。
8cm×5cm×2.5cmの手持ちのタカチのケースに偶然にもピッタリ入りました。

苦労したのは、ソフトのリダクションです。特にOLEDのライブラリーはいくつかあったのですが、使用されているLSIの機能からか、OLEDの特徴なのか、ページごとに書き込みをする方式となっているようなのと、そのためのバッファでメモリエリアを使用しているようで、ライブラリの大きいのに加えて、RAMエリアも大幅に不足するという事態が発生しました。Si5351のライブラリの大きいのも手伝っています。
旧タイプのTFT液晶(タッチパネル付き)では気にもしなかったことで悩むことになりました。
変数の使い方やら、サブルーチンの工夫やら色々やってみて、何とか使えそうなレベルで実装できています。

さて、肝心の信号源であるSi5351の方形波の影響ですが、共振SWRに大きく影響することが判明しました。
事前に冷静に考えればわかることですが、方形波には高調波が含まれており、3倍が1/3、5倍が1/5、7倍が1/7.....の大きさの成分の合成で構成されています。
つまり主信号しか含まない正弦波の場合、主信号の反射波のみがSWRに影響しますが、方形波の場合、各高調波の信号周波数での反射波が足し算?となってSWRの反射波に影響してきます。
負荷として抵抗を使用した場合、どの周波数でも負荷インピーダンスは一定ですから、正弦波でも方形波でもSWRの値には影響は少ないのですが(足し算だとSWRが1以外の場合高いほど影響が出るはずだが)、アンテナなどの共振負荷の場合、例えば7MHzでSWR1のアンテナで、3倍の21MHzだとSWRはおそらく10以上、5倍だともっとそれ以上、つまり殆ど全反射に近い値となります。
方形波が完全な方形波の場合、7MHzでSWR1でも3倍波が1/3(-10dB)で全反射、7倍が1/5(-14dB)で全反射となり、足し算するとSWR3以上になります。
7MHzで共振させた疑似負荷を測定したときの値と同じような結果が得られましたので、こんなイメージかな?と思っています。(測定SWRが3より下がらない:DDS使用の旧タイプの場合1.5以下)
考え方が間違っていたらご指摘ください。
周波数が高くなると、信号源の方形波が崩れてくるので、高調波成分が少なくなるせいか、SWRの違いは小さくなる傾向にあります。
結果としては、共振点は読めるが低い周波数ほどSWRは正確な値とならないということになります。
実際のアンテナでの違いは少し小さくなる傾向でした。
比較の写真では14MHzを測っていますが、1.5(旧)と1.7(新)と似たような値となっています。
このあたりの値はいずれにせよ正確ではありません。

という結果となった、小型アンテナアナライザーですが、共振点は見れるので、実際の使用にあたっては手のひらに余裕で入る大きさと、電池寿命が長いという点でそれなりの使い勝手のあるものとして使えるのではないかと思っています。
値にこだわる方はメーカー製を購入されることをお勧めします。
因みに、一番高い部品は、リチウムポリマー電池の1300円でした。600mAのものだと1000円程度です。
大きさにこだわらず若干大きいケースを使えば乾電池でも動作が可能です。
電池を除けば、全部で2000円もかかりませんでした。
中華製DDSも最近は1000円以下で買えなくなっているので、秋月で完成基板が500円で買えるSi5351を使った小物としてはこんなものでしょうか!?


posted by ja6irk at 16:58| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2017年09月09日

FT8 その後の運用!

日曜日から運用を始めたFT8モードですが、ウィークデイは夜のみの運用にもかかわらず、今日現在倍ほどに増やすことができ、合計35エンティティとなりました。(FT8の運用で)
知らなかったのですが、太陽黒点数は一時期100を超えていたようです。
このお陰で日曜日は18MHzでのコンディションに恵まれ、オペレート開始より多くのエンティティとQSOができたんだと喜んでいます。
その後は今一つで、夜間の7MHzで南米、北米とつながり、昨晩は14MHzでやっとのことアフリカがつながり、FT8でもマルチバンド(7,14,18MHz)ですがWAC workedとなりました。
新しいエンティティとしては、ヨルダンとQSOできました。これはすべてのモードで初めてです。
昨晩から、これもまだ未QSOのネパールがよく聞こえているのですが、残念ながらつながっておりません。
今日も既に夕方の時間帯で、これから7MHzが開けるはずですが、太陽フレアの影響なのか、コンディションは今一つのようです。
14,18MHzに若干の期待をしたいと思っています。

FT8の運用の感想ですが、片道15秒という短い時間でのやり取りとなるため、相手局のCQを見つけても、反応できる時間が短く応答が間に合わないとうのが実態です。大体2回目で何とかという感じです。
相手局が、−一桁台の信号でも取れないことが多いこともあり、-15dBでも一発でとってもらえることもありという、なかなか判断が難しいな!という印象です。
-20dBあたりが限界とのことですが、当局のプアアンテナ環境では、-15dB以下では実績がありません。
-10の前半が今のところ限界です。
+で来ている局にも届いてないケースも多々あり、JT65と比較してハイパワー局が多いのかな?とも思ったりしているところです。

待ち時間が短いという利点もありますし、弱い信号がフェージングで埋もれても何回かのやり取りでうまく浮いてくればQSOが可能になるという面白さもあります。
もうしばらく遊んでみましょう!


posted by ja6irk at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なるままに

2017年09月03日

7MHz 1Day WAC & FT8

昨日今日とハムフェアが開催されました。新しい製品はそれほど多くはありませんでしたが、各局さん共にそれぞれお楽しみになられたのではないかと思います。

少し古い(2週間前)の情報ではありますが、JT65 7MHzで1Day WACをWorkedすることができました。
開局当時のPhoneや昨年までのメインだったCWでは想像もしなかったことです。
昨年11月頃より本格的にJT65を始めていたのですが、あとアフリカがつながれば6大陸(WAC)が完成だな〜!とそれとなく思っており、今までできていなかったインドも含めてJT65でアフリカがつながり(アフリカはSSB、CWでは実績はあった)JT65でのWACが完成しました(Workedです)。
ここまで約半年かかったわけですが、いつもお世話になっているJA9TTT 加藤OMが7MHz1Band で1Day(ほとんど須時間)でWACを完成されました。JT65での運用です。
QSOの様子は、ワッチできていたのであれよあれよという間の出来事を実感していました。
それならばと、翌日、帰宅後7時過ぎから粘り、8時半過ぎの南米に始まり、北米、豪州、中国、欧州、最後はアフリカと完成は12時半過ぎで、約4時間半で7MHz JT65 1Day WACを完成することができました(Worked です)
アパマンハムですので、アンテナは、マンションの窓から突き出した3m長の釣竿短縮ホイップです。
このアンテナですから、立派なアンテナをお持ちの加藤OMのようには簡単にはいきませんが、アパマンハムでもコンディションも手伝ってくれればできるんだという実感がつかめました。

それ以降、コンディションは今一つですが、以前から、バンド内でヒュルヒュルと15秒ほどの信号のやり取りが気になっており、調べてみたら、今年の6月くらいから始まり、最近急減に人気が出ているFT8というモードであることがわかりました。
JT65の片道60秒と比較し、片道15秒ということで短時間でQSOが成立します。
早速変更届を提出し、先週審査が終了してOKとなりましたので、本日夕方より運用開始しました。
今日のコンディションは、久しぶりに18MHzがよさそうだったので、18MHzの欧州狙いでスタートしました。
今までのJT65 60秒と違い、15秒という時間は非常に慌ただしく感じ、CQに対して応答するのは、大体間に合いません。2回目に取ってもらえればラッキーといった状況です。
JT65の場合、60秒という長い時間ですので、フェージングでデコードしてもらえない状況でも、15秒だと、何回かやり取りすれば、短い周期のフェージングでもQSO成立の可能性が高いようです。
やり取りする情報量は一緒で、時間は1/4ですから、解読能力は落ちて、JT65が-25dBなのに対し、FT8は-20dBが限界といわれていますが、上記理由でQSOのチャンスは上がるのかもしれないと感じました。
逆に、せっかく取ってもらったのに、尻切れトンボになった局も何局かありましたが。
成果ですが、FT8として、最初の1時間で約10エンティティ、その後NY、59、食事、休憩も入れてここまで18エンティティです。
(アジア2、欧州16)
数時間の運用ですが、しばらく頑張ってみようかな!というモードだと感じました。
とりあえずの速報です。


タグ:1day WAC 7MHz JT65 FT8
posted by ja6irk at 23:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 徒然なるままに