2023年05月11日

ATU-100

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超久しぶりに常置場所運用を計画しています。
と言っても、現在は常置場所にリグのみならずアンテナもありません。
以前、FT-817にVCHアンテナを持って行ってOnAirを試みたことがありましたが、残念ながら2階建ての住宅のベランダからちょこっと出したアンテナではQSOは成立できませんでした。
今回は、IC-7100を持参し、50W運用も視野に入れ、アンテナをどうするか悩んでいました。
UHV-9もあるのですが、設置高さを考えると厳しいかと! 現地で再調整している時間もありませんし!
アンテナ設置は2階ベランダになり、運用は1階になると思うのでバンド切り替えごとに調整に行くのも面倒だし、とか考えているうちに時間が無くなり、現在の所在地でも使用しているカーボン釣り竿バーチカル+ATU(現在はAH-4)のような構成が良いかと考えました。
しかし、釣り竿は持って行けるとしてAH-4まで持って行くのは!と思っていましたが、何年か前にATU-100の基板キットを購入してそのままになっていることを思いだし捜索!
見つかりました。
袋に入ったまま手つかずです。当時は、付属しているコア材が偽物で使い物にならないとか言われていたのと、元々リレーをラッチリレー化したいと思って購入していて、そのままになっていたものです。
幸いにも、チップ部品は実装されていて、リレーの取付とコイル巻き取付、後はケミコンなどの部品の実装で完成することがわかり、早速作ってみました。
OLEDまでついています。
組立てマニュアルはなかったのですが、あれから数年たっていてサイト検索をすると色々情報が集まりました。
なんと、AH-4と同じ使い方ができることもわかりました。(ICOMリグのTUNERボタンを押すと自動的にTUNEしてくれる)
まず基板を完成させて、今のAH-4の接続と同じケーブル(LANケーブル)接続構成にして、実験!

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あっさり動きました。しかも、AH-4よりなんとなく早いし、SWRも下がっています。
それなら、ケーシング!と適当なケースを手持ちで探して、ケース加工も終了し、無事完成しました。
ケースは、4,5年前に中華製をいくつか入手していたものの中からピッタリのものがありラッキーでした。
アルミケースなのでちょっと重たいですが。

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このATU-100は、N7DDC OMがgithubでオープンソースとして公開されているもので、多くの中華キット、完成品が販売されています。最近はリチウムイオン電池を搭載したものが多いようです。
ソフトウェアは公開されているものをそのまま使用されているようなので、動作は問題ないようです。
基板もガーバーデータが公開されていて、当局が入手していたものはそれをそのまま作ったもののようでハード的にも問題ありませんでした。
心配したコア材も、実際に巻いてインダクタンスを測った限り問題はなさそうでした。
仕様として表明されている150Wまで使えるかどうかは?ですが、50W運用であれば、小型ですし、ICOMとの連携も問題ないので非常に良いものができたと喜んでいます。
ソフトは、購入時期が古いのでVer3.0で、現在は、3.2が入手でき書き換えもできるのですが、今回は時間がないので、書き換えミスを犯さないとも限らないので後日ということにして、一応完成としました。
現地では、アース環境が変わるのでちゃんとチューニングできるか心配ですが、後はやってみるかしかないです。
タグ:ATU ATU-100
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2023年05月08日

福生deはむハムフェア

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5月7日に、初めてAKCとして福生deはむハムフェアに参加しました。
それほど大きな規模のイベントではありませんが、いわゆるジャンク市の領域を超えステージが設けられ演奏会が行われるなど、地域性のあるイベントでした。
多くの局長さんが来場され、初めての方、日ごろから大変お世話になっている方など、多くの局長さんともアイボールでき、楽しい1日でした。
雨が降るあいにくの天気でしたが盛況だったと思います。
頒布品は、今回初お目見えの Pocke Paddle Keyer miniを加えた従来からのものが中心でしたが、注目を集めたのは、頒布品ではないデモ用に準備したパドル操作用の台です。
当局頒布のパドルは殆どリグの天面に磁石で吸着して使用する仕様になっているのですが、テーブルの上とか、今回のようなイベントでは軽すぎて試使用する環境としては良くありません。
そこで、リグの天板につけなくても、デモや実使用ができるように鉄などの台を探していました。
以前にも、革細工用などに使用する鉄の台なるものを紹介いただき購入していましたが、大きさ的には、帯に短したすきに長しでした。
そうした中で、WYB だわさんに、ヤフオクやサイトでサイズを自由に設定してカットして販売しているところがあるよ!と教えていただきました。さらに、その鉄の台にゴムスプレーなるものを塗って更に、滑りにくくして使用しているとも!
入手先の質問も多かったので、備忘録としてここに記載しておきます。

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【鉄の台】
発注先:横山テクノ
    https://www.yokoyama-techno.net/detail/240.html
  ここは色々な金属材料を扱っておられますので、今回使用した材料のページを紹介しています。
  また、自動見積もり計算ができるようになっているのですが、サイズが9cmx9cm以下は自動計算できないようで、見積もりフォームのページからに希望サイズなどをメールで連絡して見積もりを依頼します。
  比較的迅速に回答がいただけました。
  また、クレジットカード支払いの場合は、このフォームから依頼できないということですが、支払い方法をダミーで選択して、内容記載の所にクレジットカード支払い希望と記載しておけば、見積もり後、発注した時にクレジットでの請求支払いページが記載されたメールが送信されてきます。

  注文形状は、単純な四角だけでなく角丸なども対応可能です。
レーザーカットする長さで価格が決まる方法で、穴などの加工も可能です。その時は、DXFファイルなどのCADデータをだす必要があるでしょう。
  斜めカットなどの加工はできないと思います。別方法での加工であれば、表面研磨とか色々対応は可能のようですが、価格は当然高くなります。

当局は、最初85mmx60mmの四角のものを発注し、次に60mmx55mm 5Rの角丸のものを発注しました。
90mmx90mm以下のサイズは、だいたい同じ価格になるようです。1000円くらい、1Kg以内ならクリックポストでの発送対応が可能なため、送料も安くなります。

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【ゴムスプレー】
こんなのが売ってたんだと知り、AMAZONで検索して購入しました。
最初、直接塗りましたが、こすれるとすぐに剥げてしまったので、プライマーを購入して最初に塗り、その後にゴムスプレーを塗りました。どのくらい強くなったかは、?で、これからの使用結果になります。

プライマー:
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09SYWS7C5/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

ゴムスプレー:
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072PZ1M5V/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

1台だけ作るとなると余りますので、割高になりますが。

備忘録として!
posted by ja6irk at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew