
先週に続いて、エアーバンド受信機の仕上げをしていました。
まず、適当に作った基板のためにケースに入りきれなかった分を外側ケースを作ってつなぎました。
薄いアルミ板を巻いただけですが、それなりにアクセントになったかと自己満足です。

航空無線は短いやり取りの繰り返しで、受信していない時のノイズも気になったので、スケルチを追加しました。
幸いにもラジオICのAGC電圧出力があるので、これをマイコンのA/D変換で読み取って、無信号レベルでAF回路にTRでミュートを掛ける様にしました。
元々マイコンのポートは一杯だったのですが、7SegLEDの表示桁を8桁から7桁に減らして、ドットポイントの表示もやめにして2ポートを捻出しました。
また、折角AGCレベルを読んでいるのでSメータ機能も追加しました。
こちらは、どう表示するか悩みましたが、信号を受信してスケルチが開いた時に、バー表示するモード(このとき受信周波数は表示されない)と、


左端の周波数ステップモードとチャンネルメモリーモードのところを、数値でS表示するモードを用意しました。切り替えスイッチは1つしかないので、周波数ステップモード、チャンネルメモリーモードの切り替えボタンをもう一回押すとバー表示モードと数値表示モードをトグルで切り替えるようにしました。


改造ついでに、KG-ACARS用のAF信号出力とその周波数のメモリーチャンネルを追加しました。
しかし、残念ながらKG-ACARSのデコード率は良くありませんでした。サイトで調べるとメーカー製のRXでもデコード率は良いものと悪いものがあるようなので、まあこんなものかと割り切りました。
何をしゃべっているのか、イマイチよく聞き取れないのですが、雰囲気は十分伝わります。聞いていて飽きません。
回路を参考にさせていただきました。広帯域を受信するためには第1局発を可変しないと無理ですね。取り敢えず、119.1MHzを聴いて楽しんでいます。
当局も、お世話になっているOMさんがエアーバンド作られたので興味が沸いて作ってみました。
エアーバンドは聞いていてそれなりに楽しいですね! 専門の本も出ているようで、会話の内容がわかればもっと面白いのかもしれませんね!
先日、650円でワンセグUSBモジュールを手に入れたのですが(aitendoでは売れきれですが某場所ではaitendoより安かったです)、これをSDRのソフトで使えばエアーバンドもV.Uのハムバンドもなんの苦労もなく受信できてしまいました。
自作の楽しみはありませんが、聞くだけならこちらの方がうんと楽です(笑) PCが必要ですが。
私もワンセグUSBモジュールを持っています。FM放送が聴こえることを確認して終わってしまっています。
あと、100MHz以下にダウンコンバートするキットを領布されている方がいて、そのkitでHFも聞こえることを確認してます。ただ、チップの発熱で周波数がドリフトしますね。放熱用のゲル状のクールシートやクロックを外付けするために28.8MHzのXTALも手に入れてあります。おもしろいのですが、自分でソフトが書けるともっとおもしろそうですね。測定器とかが簡単にできそうです。