
昨日、秋葉原での懇親会がありその前にaitendoに寄ってきました。
以前より売り切れになっていたArduino簡易版「あちゃんでいいの」が大量に入荷していたので購入してきました。
最初に売っていたのはどうも試作版のようで、色々変更になっています。
まずリセットボタンが追加になったのと、どうもDTRからリセット端子に行く信号をコンデンサでカットされていなかったようで、コンデンサが追加になっているようです。
これで、USBシリアル変換との接続で安心して使えるようになったのだと思います(推測ですが)
この基板で残念なのはプログラムの書き込みに使用するUSBシリアル変換のPinの並びと、「あちゃんでいいの」のPinの並びが違うことです。
aitendoの写真でもUSB-シリアル変換 [USB2RS-340G]が使われているようですが、DTRの信号が反対側になります。
このUSB-シリアル変換 [USB2RS-340G]は現在在庫切れのようで新製品としてUSB-TTL変換 [U2TL340-6P]が販売されていますが、これもUSB-シリアル変換 [USB2RS-340G]と同じPin配列ですので接続は注意しなければいけません。
前のモデルは500円で、新製品はリセットボタンと5V-3.3V切り替えスイッチが省かれているのに590円と値上げになっています。(この話題と関係ありませんが)
これらの変換基板と「あちゃんでいいの」との接続は下記の写真のようになります。

先週、当局が自作した「あちゃんでいいのもどき、XBYバージョン」はPin接続はDTRを反対側に入れ替えなくてもいいようにパターン設計しています。
俗に売られている、Arduino Pro、ProminiのPin配置も上記USBシリアル変換のPin配列と同じなので、何で同じにしなかったのかな?と疑問に思っています。
下記は「あちゃんでいいの」と「あちゃんでいいのもどき、XBYバージョン」を比較した写真です。

それから、あちゃんでいいのの製作で接続するLEDは基板上13番端子がLOWの時点灯する設計なっており、UNOなどとは論理が逆となっているため、パターンカットと接続を行い論理を反転し13番端子がHIGHの時点灯するように改造してあります。
いずれにせよ「あちゃんでいいの」¥166とUNOブートローダ書込み済マイコン¥350とUSBシリアル変換¥590の合計¥790で ArduinoUNOとほぼ同じ様なことが楽しめるようになり、コスト的な壁はものすごく低くなったのではないかと思います。(UNO用のシールドはそのまま接続できなくて配線しなければならないのは面倒ですが)
5月の連休から突然はじめたArduinoですが、これまでのBASCOM-AVRで当局が作れなかったものも作れるライブラリが世の中に沢山存在し、不得意なC言語をベースにしたツールではありますが、このツールの使いやすさが不得意部分を補佐してくれるので、非常に便利なAVR用プログラム開発ツールであると実感しました。
下記は、これまでに入手した、また自作したArduino基板群です。

左から、Arduino UNO、NANO、Promini、あちゃんでいいの、あちゃんでいいのもどきXBYバージョン旧、新 です。
先週はアイボール有り難うございました。
教材を頂き、恐縮です。色々遊べそうな雰囲気はわかって来たので、何か作ってみたくなりました。 定番のLチカからでしょうか。(爆)
先週はありがとうございました。
マイクロUSBのケーブルをお持ちでしたら、ArduinoIDEをダウンロードされればH/Wは何も作らなくても、Lチカはサンプルソフトで完了です(笑)
その時のボードはNANOを選んでくださいね!
ポートは、AVRのポート名とArduinoのポート名との対照表がいりますが、あとは色々なライブラリを活用しながら実用品が作れると思います。
お時間があれば遊んでみてください。