2017年09月03日

7MHz 1Day WAC & FT8

昨日今日とハムフェアが開催されました。新しい製品はそれほど多くはありませんでしたが、各局さん共にそれぞれお楽しみになられたのではないかと思います。

少し古い(2週間前)の情報ではありますが、JT65 7MHzで1Day WACをWorkedすることができました。
開局当時のPhoneや昨年までのメインだったCWでは想像もしなかったことです。
昨年11月頃より本格的にJT65を始めていたのですが、あとアフリカがつながれば6大陸(WAC)が完成だな〜!とそれとなく思っており、今までできていなかったインドも含めてJT65でアフリカがつながり(アフリカはSSB、CWでは実績はあった)JT65でのWACが完成しました(Workedです)。
ここまで約半年かかったわけですが、いつもお世話になっているJA9TTT 加藤OMが7MHz1Band で1Day(ほとんど須時間)でWACを完成されました。JT65での運用です。
QSOの様子は、ワッチできていたのであれよあれよという間の出来事を実感していました。
それならばと、翌日、帰宅後7時過ぎから粘り、8時半過ぎの南米に始まり、北米、豪州、中国、欧州、最後はアフリカと完成は12時半過ぎで、約4時間半で7MHz JT65 1Day WACを完成することができました(Worked です)
アパマンハムですので、アンテナは、マンションの窓から突き出した3m長の釣竿短縮ホイップです。
このアンテナですから、立派なアンテナをお持ちの加藤OMのようには簡単にはいきませんが、アパマンハムでもコンディションも手伝ってくれればできるんだという実感がつかめました。

それ以降、コンディションは今一つですが、以前から、バンド内でヒュルヒュルと15秒ほどの信号のやり取りが気になっており、調べてみたら、今年の6月くらいから始まり、最近急減に人気が出ているFT8というモードであることがわかりました。
JT65の片道60秒と比較し、片道15秒ということで短時間でQSOが成立します。
早速変更届を提出し、先週審査が終了してOKとなりましたので、本日夕方より運用開始しました。
今日のコンディションは、久しぶりに18MHzがよさそうだったので、18MHzの欧州狙いでスタートしました。
今までのJT65 60秒と違い、15秒という時間は非常に慌ただしく感じ、CQに対して応答するのは、大体間に合いません。2回目に取ってもらえればラッキーといった状況です。
JT65の場合、60秒という長い時間ですので、フェージングでデコードしてもらえない状況でも、15秒だと、何回かやり取りすれば、短い周期のフェージングでもQSO成立の可能性が高いようです。
やり取りする情報量は一緒で、時間は1/4ですから、解読能力は落ちて、JT65が-25dBなのに対し、FT8は-20dBが限界といわれていますが、上記理由でQSOのチャンスは上がるのかもしれないと感じました。
逆に、せっかく取ってもらったのに、尻切れトンボになった局も何局かありましたが。
成果ですが、FT8として、最初の1時間で約10エンティティ、その後NY、59、食事、休憩も入れてここまで18エンティティです。
(アジア2、欧州16)
数時間の運用ですが、しばらく頑張ってみようかな!というモードだと感じました。
とりあえずの速報です。


タグ:1day WAC 7MHz JT65 FT8
posted by ja6irk at 23:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 徒然なるままに
この記事へのコメント
早速、免許が下りたんですね。初日で10エンティティーとはすごいですね。いっぱい出ているんですね。
これって、岩永さんの自作機もそのまま追従するんですよね。すばらしい!私も届け出だそうかなぁ。
Posted by JK1LSE/本田 at 2017年09月04日 21:56
LSE 本田さん、こんばんは。
どうなっているかな?と電子申請のサイトを覗きに行ったら先週のうちに審査終了していました。
後追いで、本日午後にメールが来ました。同期していないんですね!

初日、1時間で10エンティティ、寝るまでの数時間で18エンティティです。FT8としてですが。
オニューはなかったと思います。

自作機は、少しお話ししましたが、周波数カウントが追い付いてないようで、うまくいっていません。周波数カウントに遷延させるプログラムが必要なようです。そのうち考えます。
Posted by ja6irk/1 岩永 at 2017年09月04日 22:40
そういえば、処理速度が足りないとおっしゃてましたね、すっかり酔っ払って忘れてました。きっとうまいこと工夫?ですかね、期待して待ってますよ!
Posted by JK1LSE at 2017年09月05日 00:30
岩永さん、こんにちは。
One Day WACのお話、私が登場するのでビックリです。(笑)
あのころ、7MHzバンドの開け方を見ていたら、まず夕刻に南米から開け始め、北米へ移ったあと、宵のうちになるとオセアニア、アジア、そして夜半にはヨーロッパへと開けて行き、その頃には南アも聞こえてくるのです。それでこれなら一晩で十分にWACが可能と見てやってみたら旨く行ったのでした。 岩永さんも旨く行って良かったですね。
昨今は開け初めが南米ではないので同じようには行かないと思いますが、良く観察すれば可能ではないでしょうか。 One Day WACもCWではなかなかたいへんですが、JT-65は出ている局が把握できるので狙いを定めて交信できるので旨く行ったのだと思います。
他の新モードも興味深いのでまたチャレンジしたいと思っていますが、当面はJT9で少し実績を作ってからと思っています。
Posted by JA9TTT/1 加藤 at 2017年09月09日 17:01
TTT 加藤さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
事前承諾なしに申し訳ありません。
加藤さんの、1dayWACの実現ご紹介無しに、当局の実現は披露できないものですから(笑)
加藤さんの様子をみて翌日奮起できたのです。
このところコンディションは良くないですね!
FT8は運用局が急激に増えているようで、PSKRを見るとJT65より多そうです。
短時間で終えられるのが人気なのかもしれません。
JT9の方が飛びそうだったら、当局もそちらへ移るかもしれません。
Posted by ja6irk/1 岩永 at 2017年09月09日 19:04
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180872800

この記事へのトラックバック