1.2GHzに興味を持っていたのはもう40年位も前のことでしたが、残念なことに現在に至ってもOnAirしたことはありません。
2013年頃でしたか、二次用途のアマチュア無線用としては更に使用が制限されることになったようです。
最近ではメーカー製の製品もほとんどなくて運用されている局長さんも少ないようです。
そうした中で、昨年、唯一現行販売されている1.2GHz用のRigを購入され、運用に立ち会う機会があり、自作されたアンテナの小型さと、工夫が脳裏に焼き付いて気になっていました。
しかし、考えてみたら周波数を測定するカウンタも持っていません。
周波数精度病にかかった時に、HPの53131を仕入れたのですが本体のみで225MHzまでしか測定できません。
Optionボードを購入すればGHz帯も測定できるのですが、中華製の互換ボードでも8000円ほどしますし、手持ちで死蔵しているプリスケーラ(MB506)を使って作ってみることにしました。
最初の写真は、組み込んで測定している様子を写したものです。
互換ボードの写真を見るとプリスケーラの前段に広帯域ICが3段構成になっているようですが、MB506の入力感度もそれなりにあるようなので、前段アンプなしでやってみることにしました。
基板化してもよかったのですが、簡単な回路なのでPカッターで削って作りました。
調整個所もありませんし、作って組み込んで一発で動作しました。
プリスケーラの分周比は1/128ですが、53131の入力選択は「3」が選択でき、表示も分周比を含めたものとなっており、直読ができます。
とりあえず保有周波数カウンタが更に高機能になりました。
因みに、430MH、144MHzも測ってみましたが、問題なく測定できました。
私も同じです。ちょっと高い周波数を確認したくても測れません。
ちなみにアジレント側に1/256とかを計算して、読みやすくする機能とかはあるのでしょうか。それとも、それは自分で電卓をたたく、のでしょうか。(わかりにくい表現でスミマセン)
このカウンターには3GHzまで測れるオプション付きタイプがあったと思うのですが。
私もMB50xがあったはずなので、ためしてみようかな。
昨日は、遅くまで40m FT8頑張られてましたね!
成果はいかがだったでしょうか⁈
当局は、片手間で坊主でした。
プリスケーラは、意外に簡単にできましたよ。
ポイントは、コネクタの配線です。
情報はサイト検索しました。
回路図の通り接続すれば、CH3が選択できるようになり、直読できます。この時の分周比は1/128です。プリスケーラの分周比を同じ設定にするだけです。
感度がどうかな?とも思いましたが、大丈夫のようです。
本当は、入力に保護ダイオードは入れた方が良いかと思ってます。
感度が足りたので、またしても、広帯域アンプの消化が進みませんでした(笑)
簡単ですから、作られてみてください。