先日、回転動作のみに機能を絞った Pocke TATOR Jr.を開発し、初回頒布もさせていただきました。
これはこれで当初の目的は達成できたのですが、じっと眺めているともう少し小型化できるのではないかと思うようになり、重量的にも、直接マストに被せて簡単に固定できる構造としたことによって、初代 Pocke TATORU と比較すると200gほど重くなっており、もう少し軽くしたいなあ!という気持ちになってきました。
現在、構造の基本となる部分にはVP50という塩ビ管を使用していますが、モーターサイズからVP40管でも入れられるのではないかと思い、またまた検討を始めてみました。
回転力は落とさないように、使用するギアモーターは同じものを使用します。
結果として、VP40管を使用し、アルミポールの固定用に使用している異形ジョイントも50→25から、40→25と小型になり、結果的に200gほど軽くすることができました。
下の写真は。初代 Pocke TATORU、Pocke TATOR Jr. との比較です。かなりスリムになったことがわかります。
マストへの取り付けは、Jr.と同じくマストの上から被せて、ネジで固定する方式です。
名前は Pocke TATOR mini とすることにしました。
コントローラーは、Pocke TATOR Jr.と同じものが使用できます。
モーターは、これまでと同じものを使用しているため、2kg 以下の小型アンテナなら回すことができます。
いつもと同じですが、ダイヤモンド製 144MHz 5エレ、430MHz 10エレを並べて回転させてみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
アンテナの方向が視認できる、ベランダや移動運用などでは使えるのではないかと思います。
コントローラーは、本体の2端子に12V(9V電池でも可)を加えて、逆接すれば反転するので、好きな形のスイッチで作られてもいいかと思ってます。
またまたコロナが急激に増えてどうなるか予断を許さないですが、ハムフェアには何台か持ち込めればと考えています。
60サイズで送れるようにするには、もう少しコンパクトにする必要がありますが。
仰角を変えるにはどうすしているのでしょうか?
ご訪問ありがとうございます。
コントローラー側で角度表示ができるものを頒布させていただいていたのですが、見える範囲で使用するから、回せればよくて手もに表示はいらない!安くできないの!?というご要求を結構いただいたので作ってみました。
モーターは同じものなので、そこそこには回せるかなと思っています。
ご質問の件、この投稿では仰角は変えておりませんが、過去記事のクロスヤギのことでしょうか?
http://blog.toshnet.com/article/189300215.html
これは、マストクランプで角度をつけて取り付けられるようにしています。
それとも仰角ローテーターのことでしょうか?
http://blog.toshnet.com/article/189143723.html
こちらは、方向角、仰角共にギアモーターを使用し、コントロールしています。
プロトが出来上がってからだいぶ時間がたってしまっておりますが、いまだに頒布できておりません。まだかというご要望もいただいているのですが (汗;
衛星自動追尾となると、この簡易型では無理でカクドセンサー付きの従来型が必要になります。