
共振周波数を計算して測定するLCメーターを作ってみようと実験を
始めました。
そのためには、まず周波数が計測できなければいけないので周波数
カウンタがBASICで作れるかを実験してみました。
周波数カウンターの実現方法は色々あるようですが、最も考えやすい
ゲート時間に何カウントするかという方法でやってみました。
とりあえず1Hzまでは読むこととし、ゲート時間1秒を作りました。
次に、このゲート時間に外部からの信号をカウントするカウンター
を設定して、その値をLCDに表示するようにしました。
外部から1.5MHzの信号を入れて表示したのが上記の写真です。
使用したICは、マイコンとしてアトメルのAT90S2313 1個のみ
です。LCDにはとりあえず以前秋月で\300で仕入れていた16文字1行
の物を使いました。
BASICで大丈夫?と思っていたのですが、いとも簡単に出来上がり
ました。
色々調べてみた結果、外部信号をカウントする入力は、内部で
基本クロックと同期してあるので基本クロックの1/2位までしか
カウントできないということでした。
そこで、どの位まで測定できるか入力する信号の周波数を変えて
実験してみました。
マイコンの基本クロックには、4.194304MHzを使用しましたので
2MHz位までいけるかなと思っていましたが、実測では、1.67MHzが
限界でした。
LCメーターを作るのが目的なので、周波数の限界はこれで十分なの
ですが、あまりに簡単にできてしまったので周波数カウンターと
しても使えるものにしようかと考え始めています。
写真で基板の奥に見えるICは、LC測定のための発振回路用ロジック
ICです。