2009年08月23日

7MHz マイクロバートANT

DSC01531.jpg

CQ誌で、1.9MHzのラジアル分離型のMV ANTが紹介されていましたが、当局も盆休みに作って見ましたので、遅ればせながら紹介したいと思います。
記事では1.9MHz用なので、寸法を7MHz用に変えなければいけないのですが、これまでにCQ誌に紹介されたラジアル分離型ではない、オリジナルのMVアンテナの計算式をそのまま使用しました。
結果は良好で、全く問題はありませんでした。

DSC01518.jpg    DSC01519.jpg       

アルミパイプはホームセンターで売っているものを使用しました。
25mm位の大きい方が良いようなのですが、重量や風への耐力を考えて19mmと15mmのものを使用しました。
継ぎ目は、写真のように金鋸で19mmのほうに十字に割を入れて、ホース固定用のバンドで締め付けています。
パイプには、腐食による接触不良を防ぐためにナガラ製の導電グリスを塗ってあります。

DSC01515.jpg     DSC01517.jpg

このパイプを、グラスファイバ製のタモ網用のポール被せる形で取り付けました。

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コイルは以前に作って使用していたVCH式のものをそのまま使用しました。三矢サイダーのペットボトルに1mmの錫めっき線を26回巻いたものです。
アルミパイプとの接続は写真のようにアルミ板を使用してバンドを作り3mmの螺子でリード線と一緒に締め付けています。

DSC01520.jpg

ラジアルを分離するためのコイルは、関ハムで仕入れていたFT240-43材を使用しました。CQ誌で紹介されているものと同じものですが、100Wくらいまで使用できるそうでQRPの当局としてはもう一つ小さいものでよかったようです。ケースも小さいものが使用できるので、風にも強くなります。

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アルミパイプとファイバポールとコイルとトロイダルコイルとの関係は、写真のようになっています。

DSC01530.jpg

ラジアルは、写真のようにベランダの外側になるように、釣竿を突き出してそちらの方に斜めにおろしています。
この角度で、SWRが変化します。

最終的にアルミパイプの長さは、138cmにしました。
ラジアルの長さは、計算どおりで調整していません。
SWRは1.05まで下がりました。(7.035MHz)
7MHzで1.1 7.2MHzで1.7と非常にブロードな特性です。
ラジアルをおろす角度で、SWRとセンター周波数が変化し、なるだけ垂直方向のほうが、SWRは下がるようです。
風が強い時は、ポールを下げて低い位置で使用することにしていますが、CQ誌にも書かれているようにセンター周波数が下がりますので、ラジアルの角度でこれを調整します。
中々便利です。

VCH式のアンテナをこれまで使用していましたので、これらの部品をそのまま流用して簡単に作ることが出来ました。
寸法関係を見ていると、ラジエータの長さは、VCH式のコイルの上の部分の長さと殆ど同じですし、コイルのインダクタンスもほぼ同じです。MVでは、ラジエータの容量とコイルの関係が、使用する周波数の共振関係にありますが、VCH式もきっと調整時にそのようにあわせていたことになるのではないかと思っています。
また、ラジアルの長さは、VCH式のコイルから下の長さとVCH式のラジアルの長さを足したものとほぼ同じです。(当局はそのまま使用)
給電点が唯一違っているのですが、よくは考えていませんが、ダイポールを基準と考えた時、電流の分布で中心から対称な点になっているのではと思っています。つまり、インピーダンスがほぼ同じ。
それなら、RFのチョークは、フロートバランとして機能しているのではないかと考えたりしています。

いずれにせよ、小型ですが、よく聞こえています。
給電点で10mH程度ですが、モンゴル、フィリピン、グアム、アメリカなどがしっかり入ってきています。
QRPでまだDXは出来ていませんが、国内は聞こえる局はほぼQSOできました。(1W)





posted by ja6irk at 19:53| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew
この記事へのコメント
アンテナも作られるのですね。^^
私は一度だけアルミパイプでアンテナを作りましたが
強度が足りずすぐに崩壊しました。^^;
それ以来ワイヤーアンテナ以外のアンテナ作成は苦手です。
Posted by JE6LVE/3 高橋 at 2009年08月25日 16:14
LVE/高橋さん、こんばんは。
こちらにもコメントありがとうございます。
高校時代は、屋根の上のキチガイと言われていました(笑)
暇さえあれば、2階の屋根に上ってアンテナの組み立てやら、調整をしていましたからね!
無鉄砲に、アルミパイプでローディングコイルを入れて21MHzの短縮八木を作って、調整段階で南米とやったり、2エレのキュビカル上げたりです。

最近では、ベランダに垂直系が多いです。コンディションが上がらないので7MHzばかり作ってます。
5Wでメキシコ、50Wでアルゼンチンとやった時は、殆どフルサイズの1/4バーチカルでした。風が恐ろしくて、短期間でおろしましたが。
最近は、VCH式をずっと使ってました。
21MHzのデルタループも一時期上げてましたが、コンディションが今ひとつなので2エレの計画もあったのですが、様子見です。
アンテナもいつもシングルバンド用なので結局OnAirは7MHzばかりです。
超珍局ですが(笑)
Posted by jn3xby@岩永 at 2009年08月25日 20:34
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