2007年08月18日

LA1600を使ったCW TRX 「神護」その後

DSC00105.jpg LA1600CW_TRX(_j070818.BMP


夏休みもいよいよ明日のみとなりましたが、放って置いた「神護」が気になり、最後の詰めを始めました。
外部電源(バッテリを含む)では、パワーも出るようになり、ほぼ完成と見ていたのですが、実際に電池駆動にトライしたら大変なことがわかりました。
アルカリ電池4本 6Vでは、内部インピーダンスの関係からか送信すると電圧が下がり、パワーが出ないんです。
ニッケル水素4本 4.8Vの方がまだましです。それでも連続出力だと20分くらいしか持ちません。
単4型にしたのが問題でした。
(元々単3型の予定でしたが、結果ケースを小さくしすぎたため入りませんでした)
これでは、本体がいかに小さくても実用になりません。

方針変更です。
6本 アルカリ9V、ニッケル水素7.2Vとしました。
このためドライブ用のC-MOSロジックの電源は安定化の必要があり、ロードロップの3端子Regを追加しました。
出力のマッチング回路も見直して、以前実績のある「鞍馬」に変更しました。
これによって、安定的に出力が得られるようになりました。
12V動作では、5Wも出ます。4.5Vまで下がっても0.8Wが安定的に出ることが確認されました。効率も70%以上得られています。
「鞍馬」での定数の再現性も確認できたことになります。
電源電圧と出力の関係は、以下の通りです。

 12V → 5.5W  0.58A
  9V → 3.0W  0.43A
 7.2V → 2.1W  0.36A
  6V → 1.45W  0.32A
 5.5V → 1.2W
  5V → 1W
 4.5V → 0.8W

 ※電流は、コレクタ電流ではなく送信時の総電流

後は、マイコンの最後の仕上げです。
posted by ja6irk at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew
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