2012年02月25日

中華製AD9850 DDS用OSC

DSC03010.jpg

中国からの直接輸入でDDS基板が非常に安くなって、自作派には便利な時代になったと感じる次第ですが、一部のサイトでは、このDDS基板に使用されているOSCがPLL仕様になっておりDDSの出力波形があまり綺麗でないとの情報が提供されています。
このOSCを水晶式の物に取り替えれば、この出力波形も綺麗になるようですが、安い基板に数百円以上も支払うのは躊躇してしまいます。
64MHzなら、100円で入手できるのですが、この場合使用できる実用範囲は20から25MHz位までですから、できれば元々使用されている125MHz位のOSCが得られればということで、JA9TTT/加藤さんによって、25MHZ位の水晶を使った5次のオーバートーン方式のOSCが氏のBLOGで紹介されています。
今回は、早速これを作ってみました。せっかく作るならできるだけ小型にして入手したDDS基板に載せられるようなものをと、超小型(?)にチャレンジしてみました。
設計された回路は、加藤さんのBLOGを参照ください。

http://ja9ttt.blogspot.com/2012/02/more-chinese-dds-modules.html

最初は、原型どおりに作ってみました。

DSC02970.jpg

当たり前ですが、ちゃんと動作が確認できました。
次に、小型化ですが、小型のトロイダルコア(T25)を使ってあるとは言え、同調コイルはちょっと大きすぎます。
同調を取る為のトリマコンデンサもあり結構面積を食っています。
そこで、発振回路のエミッタに接続されたトリマは非常にブロードでこれは固定コンデンサに変えられると思い、そのように変更しました。
また同調コイルは、おそらく10年以上前に秋月あたりで入手していた5mm角のRFコイルを巻き直して使用することにしました。これで同調用のトリマもコアに変わり、面積をセーブできます。

DSC02980.jpg

こうしてできたのが、下記の写真の基板です。動作も予定通りうまく行きました。

DSC02982.jpg

DSC02983.jpg

DSC02984.jpg
実際にDDS基板に装着した状態

通常であれば、これでめでたし、めでたしなんですが、単体では素直に動作するのですが、DDS基板に搭載すると発振が止まってしまいます。
エミッタのコンデンサだろうと色々と値を変えてみたのですが、うまく行きません。色々やった挙句、結局、このエミッタのコンデンサはトリマに戻し、調整をしたら素直に発振してくれました。これでやっと完成です。
最初は、秋月のトリマで発振を確認しましたが、少し大きいので、少々ですが小さいのを探して搭載しました。
最終完成版が、最初の写真です。
これで、50MHz位までは何とか使えるDDSになったと思います。
早く実際に使用したものを作らなければ(^o^;

DSC02986.jpg
タグ:DDS AD9850 OSC
posted by ja6irk at 13:22| Comment(4) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew
この記事へのコメント
元の発振器があった場所にうまく載りましたね。 VY-FBです!
Posted by JA9TTT/1 加藤 at 2012年02月25日 18:15
TTT/加藤さん、コメントありがとうございます。
お蔭様で、安いDDSも本来の性能を出すことができるようになって良かったです。
Posted by jn3xby@岩永 at 2012年02月25日 18:32
やはりAD9850は規格上限あたりのクロックで使いたいですね。 @100円の64MHz発振器はむしろAD9834の方に丁度良さそうです。hi hi
24.576MHzのクリスタルならまだありますので、追加が必要になったら言って下さい。 岩永さんがどの様な応用をされるのか楽しみです。
Posted by JA9TTT/1 加藤 at 2012年02月25日 22:50
TTT/加藤さん、おはようございます。
そうですね!低消費電流用途では9834が最適ですが、クロックの最大が低いのでこの100円の64MHzは丁度よさそうですね!
分周で1Hzが得られる67MHzのOSCも使い切れていませんが(笑)
24.576MHzのXTALの件、ありがとうございます。既にいただいた分で当面大丈夫です(^o^;
Posted by jn3xby@岩永 at 2012年02月26日 11:26
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