これらを組み合わせたら、安い周波数カウンタが作れるだろうと思案し、製作してみました。


50MHzの表示 ゼロサプレスの様子
最初の目論見は8桁で、Hz単位までの表示でしたが、流石に20Pinのマイコンでは、ポートが足らず、兼用も検討しましたが、意外とうまく行かず、結果、そこそこに使えるものとして、ほぼ完成しました。
出来上がった、周波数カウンタの概略仕様は以下の通りです。
周波数表示:7SegLED ダイナミックドライブ
周波数表示桁:6桁
測定範囲:0.1MHz〜90MHz位
最小分解能:100Hz
基準クロック:12.8MHz(XTAL)
構成素子:ATTiny2313、74AC393、2SK241、2SC1906、78L05、他CRL
※最小桁は、正確には97.65625Hzで表示は100Hzなので計算誤差があります。
※最上位桁はゼロサプレス機能を付けました。
結果からすれば、マイコンと7SegLEDを秋月で仕入れれば¥1000以下でそこそこの周波数カウンタが作れることになりました。
一番安い部品を集めれば¥500もしないでできてしまいます。
もちろんソフトウェアはBASCOM-AVRによるBASICです。


7SegLED基板の様子 7segLED基板の裏面


基板の上面 基板の裏面
回路図
7segLedFrequencyCounter070930.pdf
プログラム(pdf)
私も同じようなものを作って見たいと思いますが、基盤の頒布等はされてないのでしょうか。
当局のBLOGをごらんいただいているようでありがとうございます。
当局は、個人的な趣味でやっているものですから、通常は基板の頒布は行っていません。
しかし、自分で実験用に基板を作った時は大抵1枚だけではなく、何枚か作っています。
それがあまっている時には、ご要望の方にはお送りしています。
但し、ノーサポートです。
ご覧いただいた周波数カウンタの基板は探して見ましたがありませんでした。
但し、途中まで作りかけの基板はありました。
それでよかったらお送りしますが、いかがでしょうか?
但し、基本的にノーサポートです。
メールをいただければ返事いたします。
いつも大変参考に拝見しております。本記事をそのままに、ディップメータ用7セグLEDカウンタを作成し、ブログに掲載しました。
また、本記事のプログラムを参考に一部変更して、ニキシー管方式の周波数カウンタをスタティック点灯、ダイナミック点灯の2方式でそれぞれ作成しましたが、当該プログラムをブログで公開して差し支えないでしょうか。何らか留意すべき点がありましたら、ご教示いただければ幸いです。
ではよろしくお取り計らい下さい。
いつもこのBLOGを覗いていただいているようでありがとうございます。
貴局のBLOG拝見してきました。色々な自作をなされているようで何よりです。
今回は、当局のカウンターを使用していただいたようでありがとうございます。
自分なりに改造も加えられているようで、自作を楽しんでおられますね!
当局も大体手持ちの部品にあわせて改造していることが多いです。そのためにうまく行かないことも多いですが。
BASCOMのプログラムは、自分で作られる方の参考のために掲載しております。
特に、何かを参考にまねしたものではなく、自分で考えて作ったものですが、誰かの著作権が存在するものと同じ内容の部分があるかもしれません。
掲載されて問題が発生するとは思いませんが、あくまで自己責任でお願いします。
また、ご利用はあくまで個人の趣味の範囲でお願いしたいと思います。
宜しくお願いします。