

桜も散ってだいぶ暖かくなってきたので、HiBandの方も少しは、
コンディションがよくなるであろう事を期待して、以前から
作ろうと思っていたデルタループアンテナを作って見ました。
使用材料は、4.5mのグラスファイバ製釣竿2本と樹脂製まな板、
Uボルト6本、エレメントにビニール線14.5m、バルントランスに
フェライトコアFT50-77、M型コネクタ、1mmのエナメル線少々が
主なものです。
最近の釣竿は、殆どがカーボンファイバになっており、グラス
ファイバ製を探すのが大変な位ですが、値段は大変安く、今回は
\1260/本で入手できました。
この中にビニール線を通してループを作ります。
釣竿の最先端部分は穴が開いていないので使用していません。
従って、釣竿部分の長さは約4.1mになっています。
バルントランスは4:1にしました。
エレメントだけの状態で、ディップメーターで共振周波数を測り、
21MHz位になるようにエレメント長を調整しました。
3mのメジャーいい加減に測った長さから約50cm切った所で、
21MHzになりましたので長さは約14mくらいだと思います。
これに、バルントランスをつないで、SWRを測ってみると、21MHzの
帯域内で1.5以下になっていました。GOODです。
早速使ってみたところ、UN7QXがCQ(CW)を出していたので、
呼んでみたら一発で返事が来ました。
向こうが579、こちらが559でした。こちらの出力は5W(QRP)です。
残念ながら、最近話題のアンダマンは、かすかに聞こえる程度で
明瞭度は1,2でQSOできる強さでは入ってきていません。
これから、夏場にかけコンディションがよくなることを期待したい
と思っています。
このアンテナは、7MHzの垂直ツエップを取り付けていたマストに
つけましたので、現在7MHzにOnAirができません。
ゴールデンウィークにでもどうするか考えたいと思っています。