

とりあえずの実験で、マウスの中身をセロテープで止めるなどしてエンコーダーが実現できるか行いましたが、今日は、必要な部分だけを取り出して、実際に使える形まで組上げて見ました。
マウス用のIC無しで、ロータリーエンコーダーが実現できるか心配でしたが、結果は大変うまく行きました。
ばらしたマウスで使用したのは、フォトダイオード(送信側、受信側)その部分の基板、その基板を固定している付近のマウスのケース、エンコーダー用のホイールです。
フォトダイオードのみを使用しなかったのは、回転させた時の位置あわせなど機構的な所で苦労したくなかったからです。
結果は、大変簡単にロータリーエンコーダーが実現できました。
オシロでの観測では、位相のずれたパルスが綺麗に出ています。
チャタリングも無いようです。
正確に数えたわけではありませんが、ホイールの穴は70個ほどありましたので、4倍速カウントで280パルスとなります。
オシロでは、早くまわした時に1mSほどのパルスが出ていましたので、マイコンではこれより早く読まないと正確に追随できないことになります。
ダイオードに流す電流は、ダイオードの仕様が全くわかりませんが1KΩの抵抗で電流制限しました。特に問題なく動いています。
最大5mA、おそらく3mAほどの電流だと思います。
さて、次はフライホイールです。
これを使った自作機ができるのはいつのことやら?????