8桁2行の小型LCDを表示に使用
早いもので新年を迎えてもう20日あまり経ってしまいました。
ロシア製のラジオICをいただいて既に半年。
そろそろこのICを使って何か作らないとということで、デジタルモードに対応したTRXを最終目標にまずこのラジオICで受信部を動作させて見ました。
何せ古いICで、ロシア名K174XA10というものであり、欧州ではTDA1083、日本ではTA7613とう型名でリリースされていたものです。
このICの特徴は、AFアンプまで内蔵しており、AMであればIC1個で回路が完成してしまうことです。
今回はSSB復調を必要としますので、SA612を復調用に使用しました。
今となっては、情報が少なく、また、アマチュア無線用として活用された事例も殆ど見つけられなくて苦戦しましたが、何とか14MHzのJT65が受信でき、もう少し検討は必要なものの受信部は目処が立ったかなという感じです。
今回は実験だけで実用的に使ったことがなかった、超廉価中華製DDS基板を局発に使用しました。制御用マイコンは、いつものATMEL製で今回はATMEGA168を使用しています。プログラム言語は勿論BASCOM-AVR(BASIC)です。
メイン基板は、パターンを書いてエッチングしましたが、フロントの基板は蛇の目基板に手配線しています。これは、まだ最終的にどのように仕上げるかを考えずに実験を始めたからです。受信部もこのまま行けるか自信もありませんでしたし.....
メイン基板
DSB発生は、復調用のSA612を兼用しましたが、TXの周波数変換には、これもいただいたTDK製のDBMを活用してみようと思い使う予定です。
現時点では、ケースに入れる状況ではなく、実験用としていつもの基板を半田付けした仮シャーシを作って、それに基板を乗せて実験しています。
全体
受信部
この数年、なかなかリグとして完成できたものがないので、頑張りたいのですが、最終的にTRXまでたどり着けるか???といった状況です。
14MHzモノバンドデジタル対応TRXでしょうか、
いきなり大作がもうここまでできあがっているのですね、すばらしいです。
基板はブルーフィルムで作られたのでしょうか?
一気に進みましたねえ!! すごいスピードです。さすが。
全部入ったワンチップ・ラジオなので安定に働くのか心配していましたがトラブルもなく順調に進んでいる感じですね。 素晴らしいです。
懇親会でぜひ拝見させて下さい。 楽しみにしています。hi hi
早々にコメントいただいてありがとうございます。
野暮用が多く、返事が遅くなってしまいました。
自作の検討も進んでおりません(^o^;
原因がわかっていないのですが、何故か、14.050あたりから、14.100MHzあたりで2KHz以上のノイズが増えています。この状態でも、欧州やインドからのJT65はデコードできているのが凄いです。
もっとも、2KHz以上はデコーダーが無視してくれているので関係はないと思いますが、人間としてはうるさいです。
来週は、QRP懇親会ですね! 行けるか微妙な状況ですが。