2009年09月26日

またしてもDC方式RX&CW TX

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夏休みにDC方式のRXをベースにしたCWのTRXを検討していましたが、飽きもせず、また別のDC方式RXをベースにしたCW TRXを作って見ました。
きっかけは、サイト巡りをしていて偶然見つけたJM6QALさんのサイトでの東芝製IC TA7310の無料頒布です。
10個で¥200というのもあったのですが、「TA7310Pでなにか作ろうセット」という、TA7310P 4個とまたしても7.108MHz XTALですが、2個が組み合わせられた無料を選びました。
当然のことながら、無料であるからには条件がついています。
条件は、氏のサイトをご覧頂ければわかりますが、何を作るかのアイデアを提案することと、実際に作ったら報告することです。
¥200ですから有料で入手してもいいのですが、死蔵する可能性があるので、自分に宿題を課して実際に何か作ってみようと無料を選択しました。
と、いう事で作ったのが、TA7310を使用したDC方式RXをベースにしたCW TRXです。いつものように京都のお寺の名前をつけて「浄楽}としました。

今回のTRXもコンセプトを決めました。
(1) TA7310の機能は全部使用する
(2) マイクロインダクタを使用してコイルは巻かない
(3) 受信部には、CW用の何らかのフィルタを挿入する
(4) 送信部は、0.5W以上とする
(5) 実用性を考えてVXOとして適当な可変範囲をとる
(6) 受信時のビート分の周波数シフトを自動的に行う

結果は次の通りです。
(1) TA7310のOSC部をVXOとして送受信で兼用しました。
  送信部用には、3Pinのバッファ出力を使用しました。
  Mixer部は、そのまま使用しましたが、問題は、AMP部です。
  Mix後のAFアンプとして使用する案、送信部のバッファアンプ
  として使用する案(これは、結構な出力が得られそうですが)
  受信部のRFアンプとして使用する案を考えました。
  TA7310でどのくらいのゲインがとれるのがよくわからなかった
  ので、AF部でゲインを稼ぎたいのですが、上げすぎると発振の
  可能性もあり、強入力の混信が当然心配されるのですが、夏
  の実験で効果のあったアッテネータを挿入すれば実用レベルで
  使えるだろうと、今回はアンプ部は受信部のRFアンプとして使
  用することにしました。
  その代わり、入力のフィルタには2ポールタイプのフィルタを
  挿入しています。
  アッテネータは、単なるVRとせず、SWRは2以下になるような回
  路構成として、30dBくらいまでの減衰量を確保しました。
(2) コイルは全て手持ちのマイクロインダクタを使用しました。
  受信部のフィルタの共振点はコンデンサを付け替えて調整しま
  した。
(3) AFのCWフィルタとして、夏の実験では、TTT/加藤さんのシミュ
  レーテッドインダクタを使用しましたが、ここでは、回路を簡
  単にするために、AFPowerアンプとして使用したおなじみの
  LM386の帰還回路にLC(30mHと1.5uF:750Hz)の共振回路を入
  れました。いい按配に動作しています。
(4) FinalのTRに2SC2053を使用し、9Vで0.5Wが確保できました。
  13Vで1W弱です。
(5) セットで入手した7.108MHzを使用すべきでしょうが、QSOの
  チャンスを考えて、まず7.030MHzを2個並列で使用して、約 
  25KHzの可変範囲が得られました(7.000MHz〜7.025MHz)
(6) ここはだいぶ苦戦しました。事前検討を行わず、えいやっと、
  回路を決めて基板にしてから、検討しました。
  結局スーパー用の2連ポリバリコン使用し、シフト用の方には
  小容量のコンデンサを直列に入れて、主側の容量変化に対応
  してシフト側の小容量も並行に変化するようにしました。
  バリコンについているトリマも調整に加えて、カットアンドト
  ライで、上記VXOの範囲で600Hz〜900HZのシフト量が確保でき
  ました。(周波数により、シフト量が違いますが)
  シフトの上下切り替えもつけて、混信の具合で、アッパー、ロ
  ワーのどちらのサイドを使うか選べるようにもしました。
  受信のチューニング時に注意が必要ですが。

外ケースはありませんが、いつもの基板ケースを作って入れてみました。¥100マイコンのATTiny2313を使用して、エレキーとサイドトーン、周波数シフト制御、ミュート等も行っています。

ひとつ課題は、バリコンのコモンがグランドから浮いているのでチューニングの時に手の影響を少し受けており、つまみから手を離すと少しですが周波数が変化します。(実用的には問題ない範囲とは思いますが)

今回は、TA7310を使用しましたが、TA7320(だったかな?)、TA7358などもそのままとは行かないでしょうが、使えると思います。

本当は、DSBのTRXをと考えたのですが、キャリアサプレッションが調整を入れても20dBちょっとしか取れなかったので、とりあえずCW用を作ってみました。

作った感想としては、十分実用範囲のTRXに仕上がったと考えて降ります(自己満足:笑)

DSC01637.jpg     DSC01639.jpg

BPF.GIF
アンテナ入力から、RFアンプの出力までの周波数特性
(Thanks for JR3KBU)
TA7310CWTRX090926.BMP
全体回路図





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2009年08月23日

7MHz マイクロバートANT

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CQ誌で、1.9MHzのラジアル分離型のMV ANTが紹介されていましたが、当局も盆休みに作って見ましたので、遅ればせながら紹介したいと思います。
記事では1.9MHz用なので、寸法を7MHz用に変えなければいけないのですが、これまでにCQ誌に紹介されたラジアル分離型ではない、オリジナルのMVアンテナの計算式をそのまま使用しました。
結果は良好で、全く問題はありませんでした。

DSC01518.jpg    DSC01519.jpg       

アルミパイプはホームセンターで売っているものを使用しました。
25mm位の大きい方が良いようなのですが、重量や風への耐力を考えて19mmと15mmのものを使用しました。
継ぎ目は、写真のように金鋸で19mmのほうに十字に割を入れて、ホース固定用のバンドで締め付けています。
パイプには、腐食による接触不良を防ぐためにナガラ製の導電グリスを塗ってあります。

DSC01515.jpg     DSC01517.jpg

このパイプを、グラスファイバ製のタモ網用のポール被せる形で取り付けました。

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コイルは以前に作って使用していたVCH式のものをそのまま使用しました。三矢サイダーのペットボトルに1mmの錫めっき線を26回巻いたものです。
アルミパイプとの接続は写真のようにアルミ板を使用してバンドを作り3mmの螺子でリード線と一緒に締め付けています。

DSC01520.jpg

ラジアルを分離するためのコイルは、関ハムで仕入れていたFT240-43材を使用しました。CQ誌で紹介されているものと同じものですが、100Wくらいまで使用できるそうでQRPの当局としてはもう一つ小さいものでよかったようです。ケースも小さいものが使用できるので、風にも強くなります。

DSC01522.jpg

アルミパイプとファイバポールとコイルとトロイダルコイルとの関係は、写真のようになっています。

DSC01530.jpg

ラジアルは、写真のようにベランダの外側になるように、釣竿を突き出してそちらの方に斜めにおろしています。
この角度で、SWRが変化します。

最終的にアルミパイプの長さは、138cmにしました。
ラジアルの長さは、計算どおりで調整していません。
SWRは1.05まで下がりました。(7.035MHz)
7MHzで1.1 7.2MHzで1.7と非常にブロードな特性です。
ラジアルをおろす角度で、SWRとセンター周波数が変化し、なるだけ垂直方向のほうが、SWRは下がるようです。
風が強い時は、ポールを下げて低い位置で使用することにしていますが、CQ誌にも書かれているようにセンター周波数が下がりますので、ラジアルの角度でこれを調整します。
中々便利です。

VCH式のアンテナをこれまで使用していましたので、これらの部品をそのまま流用して簡単に作ることが出来ました。
寸法関係を見ていると、ラジエータの長さは、VCH式のコイルの上の部分の長さと殆ど同じですし、コイルのインダクタンスもほぼ同じです。MVでは、ラジエータの容量とコイルの関係が、使用する周波数の共振関係にありますが、VCH式もきっと調整時にそのようにあわせていたことになるのではないかと思っています。
また、ラジアルの長さは、VCH式のコイルから下の長さとVCH式のラジアルの長さを足したものとほぼ同じです。(当局はそのまま使用)
給電点が唯一違っているのですが、よくは考えていませんが、ダイポールを基準と考えた時、電流の分布で中心から対称な点になっているのではと思っています。つまり、インピーダンスがほぼ同じ。
それなら、RFのチョークは、フロートバランとして機能しているのではないかと考えたりしています。

いずれにせよ、小型ですが、よく聞こえています。
給電点で10mH程度ですが、モンゴル、フィリピン、グアム、アメリカなどがしっかり入ってきています。
QRPでまだDXは出来ていませんが、国内は聞こえる局はほぼQSOできました。(1W)





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2009年08月16日

駄作(失敗) 禅林!

zenrinpcbtop.jpg

おととい基板を作って見ました。この所検討しているDCRXのCWトランシーバです。
失敗の元は、だいぶ以前に鈴商で買っていたALPSの4回路3接点の基板型ロータリーSWです。
欲を出して、3バンド化しようと思って基板を書いたのが失敗でした。
しかも、完全片面(時々、両面基板を使って片方をベタアースにする)で作ってしまいました。
RX部はそれなりに動作したのですが、TX部が安定動作しません。
異常発振し、マイコンまで誤動作する始末です。
パターンが間違ってないかどうか!? SWを通さずにだめなのか!? 色々やってみましたがだめでした。
結果として、ベタ基板に基板チップのランド方式で別基板化し、同じ回路で無事問題なく安定動作しました。
当然、3バンド化はあきらめました。

このまま放って置こうかとも思いましたが、せっかく基板にしましたし、この状態でも運用できそうなので(シングルバンドですが)
予定通り名前をつけて、とりあえずのケーシングも行いました。
名前は、禅林です。禅寺として知られる禅林寺からとりました。
要するにもっと修行を積まないとだめという反省のためです(^^;


zenrinfront.jpg
カバーはありません。


この夏休みは、本当は、5月の連休に始めて、途中になっているオールモードの7MHz トランシーバの方を進める予定ではあったのですがDC方式RXのトランシーバ 失敗作となってしまいました。

zenrin kouryu.jpg
下が、途中になっているトランシーバです。5月は基板ケースのままでしたが、塗装とパネル面の加工をしましたので、それなりにかっこよく見えます。
久しぶりに火を入れて受信してみましたが、CWの音はDCの方が良いです。完成までは時間がかかりそうです。

まもなく、恒例の大文字送り火です。今年も、見ることが出来そうです。
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2009年08月13日

DCRX CW TRX

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7.108MHのXTALを分けてもらって始めたDC方式のRXですが、タイミングよくTTT/加藤さんご提案のシミュレーテッドインダクタBPFを追加検討、ついでに音声レベルを検波してSメーター代わりにし、強力なAM放送対策には、マイクロインダクタによる2ポールRF BPFに加え、インピーダンス変化の少ない可変アッテネータを追加、ここまできたらと、TX部も追加、出力のLPFもマイクロインダクタで代用(コイルを巻きたくない!)、エレキーは¥100マイコンのATTiny2313を採用し、RIT回路も追加して、それなりにTRXとなりました。(残念ながら、7.0〜7.02MHzの可変範囲となりました)
しかし、当局得意のランド方式で写真の通り凄い状態となっております。出力は約1Wです。
回路図を整理始めていますが、これを基板かするかどうか悩んでおります。
結構な回路規模となりました。
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2009年08月09日

CW用シミュレーテッドインダクタBPF PCB

昨日作った首題の基板ですが、一部定数を変えながらフィーリングを好みに合わせたりしてます。
TTT/加藤さんによる原設計値は、スカートの特性が良く今朝の7MHzの比較的沢山OnAirされている中で目的局周辺が良く切れている感じです。
現在、VXOは7.000MHz〜7.030MHzまで広がっていますが、DC受信機の入力に7MHzの同調回路がない状態で実用的に全く問題ない状態でバンド内のCW QSOがチューニングできております。(関東地区だとこうは行かないのかも知れませんが)
昨晩は、このRXで小笠原からのCQが聞こえていましたので、アンテナを「神護」に付け替えて、5Wでコール1発でとっていただきました。
神護はLA1600に世羅多フィルタのスーパー方式ですが、受信状態はどちらも同じようなものでした。

さて、首題の基板ですが、当局がいつも使用しているPCBEのデータと画像をアップします。(基板設計の良し悪し評価は勘弁ください)
パターンは非常にシンプルですから、このレイアウトをそのまま蛇の目基板で作っても時間はかからないと思います。

700HzBPF_pcb.GIF

700HzBPF090807.pcb
PCBEデータファイルです。


posted by ja6irk at 10:54| Comment(3) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2009年08月08日

CW用シミュレーテッドインダクタBPF

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TTT/hiro 加藤さんのBLOGでタイトルのオーディオフィルタが紹介されています。
タイミングよく先日からDC受信機の実験を行っており、加藤さんからも、お試しをとご提案をいただきましたので、早速やってみました。
加藤さんの記事は下記のURLです。

http://ja9ttt.blogspot.com/2009/08/simulated-inductor-2.html

まず、部品ですが加藤さんが使用された4個入りFET入力のOPアンプですが、当局は持ち合わせがありません。FET入力でなくてもOKということでしたので(4558などはOKだが358などはNG)一般的に使用される2個入りを使用することにしました。
コンデンサも、0.039uFのフィルムで、あると思ったら手持ちがありませんでした。抵抗も24KΩでありこれもありませんでした。
思いついたのは、だいぶ以前にも同じ値のものが手持ちに無くて同様な実験が頓挫したことです。
今回は、購入してきました。意外と12系列を売ってるお店は多くありませんでした。当局は海神無線で入手しました。

現在でもごちゃごちゃの状態なのに、バラックで作るとこれが更に酷くなることが予想され、一気にこの部分だけ基板化しました。
10分位で意外と小型にまとまりました。

DSC01542.jpg   DSC01564.jpg

実験中のDC受信機に組み合わせた感触ですが、非常に良く切れます。20dBのゲインがある設計となっていますが、同調が取れていない所は、逆に減衰していますので感度が落ちたような印象があります。
しかし、実際には信号が受信されてピークである周波数に同調すると信号が浮き上がってきます。
現在10KHzほどのVXOでの可変範囲がありますが、スーパーライクな受信フィーリングになりました。(勿論スーパーにはかないませんが)
つまり、これまではダイヤルのどこでも何がしかが聞こえてる状態だったのが、BPF帯域内のみがダイヤルの可変によって聞こえてくるといったイメージです。(ちょっと大げさかな?!)
個人的には、ちょっと切れすぎで、チューニングがクリチカルかな?!と感じています。
でも効果は絶大ですね!
したの写真は受信信号です。加藤さんのBLOGに紹介されていたように自然な立ち上がりと立下りとなっています。

DSC01560.jpg    DSC01561.jpg
posted by ja6irk at 20:28| Comment(4) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2009年07月20日

7.108MHz CW TRX

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今年は、7MHzのバンド拡張で盛り上がっているようです。
先月号のCQ誌ではCWのTX基板が付録としてついていました。
先日、この拡張バンド用の7.108MHzのXTALをOMさんから分けて
いただきましたので、昨日の関ハムでの刺激に加え、今日は、
この辺りでのCWの運用が非常に多いようなので、以前に検討中
のままほおって置いたDC受信機を少しばかり本格的に検討して
みました。

http://blog.toshnet.com/article/15808325.html

ランド方式での検討ですが、当局はどうしてもサーカスになって
しまいます。
XTALは、ポリバリコンのみのVXOで可変範囲は2〜3KHzしかありま
せんが、数局のQSOがカバーできていますのでOKでしょう!?
SPを鳴らせるように、おなじみの386で増幅し、これにはLCの共振
回路を追加して、約700Hzのフィルタを構成しています。
これで、帯域内のQRMもすこしばかり軽減されDC方式でもなんとか
実用レベルになるかと思っています。
受信中の信号の写真のように、結構綺麗な波形が得られています。
次はこれにあわせるTX部です。いつになるかわかりませんが!!
posted by ja6irk at 20:39| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2008年10月13日

TCA440 EuroStar

今日は天気もよく、今年最後になるといいな〜と思いながら、庭の芝刈りをしていました。

それで、自作の方は何も進んでいないのですが、それでも先日からのHIDspxの3台目を作りました。
今回は、ISPケーブルもコネクタにしてみました。
懸念であったFRISKケースの上に貼るシールですが、¥100均に良いのがありました。はがきサイズで30mm×60mmのシールが3枚あり、これが5枚あります。
横幅がちょっと短いのですが、これに合わせて作って貼って見ました。
位置あわせも苦労しましたが、素人工作としては合った方でしょうか?!(自己満足です)これで同じものが製作できます。

DSC00975.jpg

これに気を良くした訳でもないのですが、お世話になっているOMさんの掲示板で最近話題になっているTCA440を使ったCW TRXのケースが、まだ色も塗らずにそのままになっており、このケースの塗装と前面パネルの仕上げをすることにしました。
スタートしたのは6時過ぎですが、1時間半位で何とか形になりました。
写真は出来上がりです。最近の自作品にある写真と比較してみれば一目瞭然です。
色を塗って仕上げると何か性能も良くなったように錯覚します。
(ほんとにアホですね!)

DSC00973.jpg

このTRXは、OMさんから欧州半導体の共同購入をしていただいた時に、DDSとマイコン、ダイオード以外は欧州の半導体で作った物です。
その時の製作の様子は下記のURLにあります。

http://blog.toshnet.com/article/122143.html

http://blog.toshnet.com/article/122144.html

posted by ja6irk at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2008年07月23日

夏休みのお題(50MHz AM TRX)U

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先の3連休では、基板を仕上げるのが精一杯でしたが、せっかくなのでケースに入れたいと探してみたら、丁度いいのが見つかりました。
価格ラベルを見ると\1280と使用した部品の中で一番高いものとなりましたが、とにかく仕上げてしまおうとがんばってみました。
posted by ja6irk at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2008年07月21日

夏休みのお題(50MHz AM TRX)

DSC00767.jpg DSC00771.jpg


この3連休の前半2日は関ハムがあり、初日に行ってきました。
例年に比べると、出展されているお店も少なく、衝動買いするようなものは見つけられませんでした。
アイボールは、何局かの皆さんとすることができて良かったと思います。
その中で、夏休みのお題にでもと50MHz AM TRX用のスポットXTALのセットを送っていただいたローカルさんの作品を見せていただきました。
非常にコンパクトに纏められており、刺激を受けて帰ってきました。
当然、帰るや否や、途中になっていた回路図を仕上げ、パターンを描き始め、昨日の晩には何とか基板も出来上がり、部品を挿入し初めて、やっと何とか送受信ができるようになりました。
時間に追われてパターンを描いたので、アース周りなど不満なところと、実際に動作させて見ると間違っているところなどありましたが、ご愛嬌です。
受信側のXTALはVXO可能か実験していたので、大丈夫だと思い送信側も同じ回路で行ったのですが、発振してくれません。
VXO用のインダクタとポリバリを通さずに直接XTALをGNDに落とすと発振します。しかし、発振周波数は50.485MHzとXTALの設計値の50.550MHzからはかけ離れています。しばし検討したのですが時間切れとなったので指定の回路に修正してバッチリ50.550MHzとなりました。
結局、送信は50.550MHzのスポット周波数、受信側は50.550MHz±25KHz程度のVXOとなりました。
まだ、ケースに入っていませんが、3連休の時間切れということでここまでとしました。
9Vの乾電池で約10mWの出力です。受信部の感度はそこそこでしょう!
相手がおりませんので、IC-506で送受信を確認しました。
まだ途中のものもあるのに、それらを無視して久しぶりに自作してみました。
posted by ja6irk at 18:13| Comment(3) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2008年06月08日

久しぶりに半田ごて!

金閣U080608.jpg

このところ忙しくて半田ごてを握る時間がありませんでしたが、
ローカルさんが、オフ会用に7MHzのQRP TRXを作られているのを
ブログで拝見し、刺激を受けて、久しぶりにDC方式のRXを作って
みました。
基本はRockMiteをベースにし、AFアンプにLM386を使用して、強い
信号ならスピーカーが鳴らせるようにしました。
Mixer部は、RockMiteと同じですが、OSCはMixer ICであるSA612の
OSC部を使用しました。
TX部やエレキー部も既に回路図レベルは出来上がっているのですが
基本回路の検討を兼ねて基板チップの貼り付け方式で実験していま
す。
室内であれば、メーカー製リグでSが振れるレベルの信号であれば
スピーカーからの音が聞けます。
久しぶりですが、DC方式のCWトーンの自然さに再感動しています。
次に進むのはいつのことやらわかりませんが、TX部は100mW位を
目標にしています。
posted by ja6irk at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2008年02月11日

KEM-TX7-SSB & RX7

DSC00528.jpg  DSC00529.jpg  DSC00530.jpg
  
久しぶりにキットを組み立ててました。
四国の貴田電子さんの新しいSSBのキットです。
ついでに、以前から販売され人気のRX7も購入しました。
TXはIFが4MHzで、RXはIFは455KHzなのですが、最初からIFを4MHZに変更し、トランシーブ操作ができるTRXに仕上げようと企て組立を行いました。
色々と問題もありましたが、とりあえず送受信ができるようになったので、今日はここまでとしました。
来週の自作激集合に持って行けそうです。

も少し完成度が上がったら記録を纏めたいと思っています。
posted by ja6irk at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2007年11月04日

PocketDigiとATS-3Bのマイコン

ATS-3B_PSK_TX.jpg   ATS-3B_PSK_RX.JPG

PocketPCが出来上がると、すぐにでもATS-3Bマイコンと組み合わせてPSK31の信号を出してみたいと思い、マイコン部に続いてDDSの組立を行って見ました。
7MHzのCWの信号が出ることを確認して、PocketPCをつないでデジタルモードにしてみました。
うんともすんとも言いません。
ATS-3Bのマニュアルを見ると、TEST信号で、”PDGI"とモールスで返事があると書いてあります。
サウンドカードの出力を最大にしてもNGなので、信号レベルが足らないと判断し、FETで1段のアンプを空中配線で追加してみました。
OKです。
早速、マクロに書いてあるCQを出しながら、IC706で受信した信号をデスクトップPCのPocketDigiで受信して見ました。
ちゃんとデコードしています。
今日の実験は大成功に終わりました。
ここまでは、DDSの出力だけで信号を見ていますので、送信部を作れば、立派なPSK31の送信機となる筈です。
posted by ja6irk at 18:16| Comment(2) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

PSK31 PocketPC 回り道!

ATS-3BとPocketDigiの組み合わせで可能になったというPSK31のお気軽運用ですが、ポイントは、PocketPCでのPocketDigiにあります。
携帯電話を使用するようになってから、興味の無くなったPDAでしたが、上記の理由から急にPocketPCが欲しくなり、ヤフオクで探してみました。
携帯版が流行り始めている現時点においても、意外と高いです。動作品は¥10000位しています。
幸運(?)にも、PCとしては動作しているようですが、タッチパネルが不動作のために不動品となっているものがありました。
まあ、なんとかなるだろうと気軽に参戦して¥2700で入手しました。

確かに、説明にあったように水をかぶってシミ状のものができています。やはり、タッチパネルの設定から以降が動作しません。
そこで、分解をはじめ、色々やって見ましたがうまく行きません。

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あきらめムードが漂いましたが、昔買ったPDAが3個ほどあるのを思い出しました。ザウルス1号機、PalmPilot、igetiです。どれもタッチパネルが付いています。
中を開けて確かめると、全てが4端子構造です。I/Fはうまく行きそうです。
しかし、当然のことながら大きさがあいません。
まあ何とかなるだろうと、一番大きさ的に近かった、igetiのパネルを使用することにしました。
幅はちょっとだけ大きく、高さ方向は1cmほど大きいサイズです。

DSC00319.jpg

まず、4端子を接続して動作を確認しました。端子は圧着ですが、強引に半田付けしました。
うまく行きます。セットアップが完了し、PCとしての動作状態が確認できました。
次は、ケースへの収納です。ケースの中で邪魔になる部分をニッパで切り取り、鑢で削り、やっとのことで、ケースに入りました。
まだちゃんと動作しています(^o^)

DSC00322.jpg

次は、出っ張ったタッチパネル部分の保護です。使用する材料で悩みましたが、igetiのケースをニッパで切り取り、PocketPCの形に合わせてヤスリで削り、最後に、マジックで黒く塗ってそれらしく仕上がりました。
古い機種なので動くかどうか心配でしたが、¥980で購入した1GBのSDカードも認識し、PocketDigiもうまく動いています。
マイク経由で、RTTYやCWをちゃんとデコードして表示してくれます。(残念ながら、PSK31の運用がありませんでした)

DSC00325.jpg

上記写真は、リサイズした関係で、強いモアレが出ていますが、実際の液晶の画像は非常に綺麗に表示できています。
電池も、まだ使えるレベルで、1,2時間の使用なら2,3日は持ちそうです。
時間が掛かりましたが、¥2700の非常にお買い得な買い物でした。
モノクロのPDAは犠牲となりましたが、フルカラーのPDAが手に入りました。
通常のパソコンでチェックは可能なのに、遠回りしてしまった最近でした。
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2007年10月28日

ATS-3Bのマイコン

DSC00316.jpg   DSC00315.jpg 
ATS-3Bの回路図と製作した基板     出来上がったマイコン部

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TI製マイコン用ライター(基板はマルツで売ってた:回路はトラ技)


今日は、ATS-3Bのマイコンが書き込みできるかやっていました。
突然、ATS-3Bとは何ぞやと思われるかもしれませんが、当局の自作に大きな影響を与えたキットを出し続けられている、KD1JV Stevenさんの最新作です。(下記URL参照ください)

http://kd1jv.qrpradio.com/

当局は、その最初の作品であるATS-1を購入し、組み立てましたが後は眺めているだけでした。
最近、氏のページを眺めていて良く見るとデジタルレディとなっているではありませんか!
要するに、ATS-3BはPSK31などに対応しているのです。
YahooGroupにはATSのGroupもあり、ここでATS-3Aのデジタル対応が実験され、ATS-3Bにつながっています。
ここでは、回路図、マニュアル、F/Wなど必要なものは全てアップしてあります。
先に検討した、DDSによるPSK31の実験は中身を良く理解しないで、とりあえず考え方のみを理解し、独流でやってみてそれなりにうまく行きました。
しかし、PSK31のS/Wとの連携部分はTI製のマイコンで、かつアセンブラで書かれているためにさっぱりわからず、自分なりに独流でやってみましたが、今ひとつうまく行きませんでした。
そこで、トラ技にTI製のマイコンを特集した号があるのを思い出し、ライターやツールの使い方等を一通り眺めて、ATS-3Bに実際に使われているマイコンを入手して、焼きこみと動作確認を行ってみました。
実際に動きを見ながら勉強しようという算段です。
TI製のマイコンは初めてであり、このツールは非常に使いにくい(なじめない)です。
デバッグモードで、マイコンにプログラムを書き込むことになっているのですが、エラーが出てうまく行きません。
付属のCD-ROM(トラ技1月号)のライターS/Wではどうかと思ってやってみたら、今度はファイル形式がうまくありません。
また、ツールに戻って、出力ファイルの形式と思われるところを探し出して、Intel形式を選び、出力して、今度は、なにやらエラーも無く書き込みが完了したようです。
早速、SWを押すと、SideToneから音が出て7SegLEDから周波数が表示されるではありませんか!
パドルをつないだら、ちゃんとエレキーとして動作しています。
OKです。書き込み成功です。
KD1JVさんのようにSMDパーツで小さくは作れませんが、このマイコンで同様のCW TRXを作ることも可能になって来ました。
とりあえず今日は、ここまでで満足する結果となりました。
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2007年10月27日

メインダイヤルメカ その後2

DSC00307.jpg     DSC00309.jpg   
 
とりあえずの実験で、マウスの中身をセロテープで止めるなどしてエンコーダーが実現できるか行いましたが、今日は、必要な部分だけを取り出して、実際に使える形まで組上げて見ました。
マウス用のIC無しで、ロータリーエンコーダーが実現できるか心配でしたが、結果は大変うまく行きました。
ばらしたマウスで使用したのは、フォトダイオード(送信側、受信側)その部分の基板、その基板を固定している付近のマウスのケース、エンコーダー用のホイールです。
フォトダイオードのみを使用しなかったのは、回転させた時の位置あわせなど機構的な所で苦労したくなかったからです。
結果は、大変簡単にロータリーエンコーダーが実現できました。
オシロでの観測では、位相のずれたパルスが綺麗に出ています。
チャタリングも無いようです。
正確に数えたわけではありませんが、ホイールの穴は70個ほどありましたので、4倍速カウントで280パルスとなります。
オシロでは、早くまわした時に1mSほどのパルスが出ていましたので、マイコンではこれより早く読まないと正確に追随できないことになります。
ダイオードに流す電流は、ダイオードの仕様が全くわかりませんが1KΩの抵抗で電流制限しました。特に問題なく動いています。
最大5mA、おそらく3mAほどの電流だと思います。
さて、次はフライホイールです。
これを使った自作機ができるのはいつのことやら?????
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2007年10月25日

メインダイヤルメカ その後

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シャフトの部分だけ検討が終わったメインダイヤルメカですが、最終目的はロータリーエンコーダーを回すことにあります。
最初は、秋月の24パルスのエンコーダーをギアで倍速以上にしてまわそうと思って試してみましたが、やはり、回転数アップの方向は重たくなります。
そこでギアの歯を利用してフォトインターラプタで光式エンコーダーを作ろうかと考えていましたが、京都の田舎ではフォトインタラプタが意外にも手に入りません。
走行考えているうちに時間がたってしまったのですが、ふとしたことから、ローカルさんにメカニカルマウスにはインタラプタが使われていることを教えていただき、そうだと思い出して実験を実験を始めました。
最初は、インタラプタだけを使用して作ろうと考えていましたが、マウスは、元々ロータリーエンコーダー機能で出来上がっているわけで、部品を活用しようと考えました。
数えたら、ざっと70個の穴があいたエンコーダー用のホイールが付いています。4倍速でカウントすれば280パルスとなります。
丁度いいではありませんか。
早速、マウスをケースごと切り離し、先日作ったメインダイヤルメカにセロテープでつけてみました。
GOODです。
オシロで見る限り、パルスのチャタもありません。
今度の休みにでも、必要な部分のみ切り出して先に進めて見たいと思います。
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2007年10月08日

秋月ロータリーエンコーダーのクリックはずし

 秋月のロータリーエンコーダーは非常に安いので使いでがありますが、クリックが付いているため24パルスでしか使えません。クリックがはずせれば、4倍の96パルスでも使用することができます。
構造的には、非常に簡単な仕組みとなっていますので、写真のように中を開けて、クリック用の金具を押し付けるだけでクリックはずしができます。元に戻すことも可能です。

DSC00292.jpg    DSC00293.jpg
最初の状態               軸を支点にドライバでこじる

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4箇所ともこじった状態         上下を分割した状態

DSC00298.jpg    DSC00299.jpg
上部のでべそがクリックをつくる   上部を全体に押し下げる

手前の接点用のブラシには触れないように注意ください。

後は、元に戻します。いかがでしょうか?簡単ですね!
回転の粘りは、CRCを少しだけ軸に吹きかければスムースになります。但し、かけすぎるとグリスが飛んでがたがたになりますので、少しずつ調子を見ながらやるのが良いでしょう。
posted by ja6irk at 23:23| Comment(0) | TrackBack(1) | QRP-HomeBrew

メインダイヤルメカ

DSC00288.jpg
 今日はいつもとちょっと違うものを検討していました。メインダイヤルのメカです。
 最近の自作品にはDDSを使用することが多くなりましたが、周波数の可変にはロータリーエンコーダーを使用しています。簡単に手に入るエンコーダーには秋月のものがありますが、軸ガタがあり、1回転24パルスで、4倍速でカウントしても96パルスまででした。
 メーカー製のリグは、軸ガタもなく、回した時の重量感がぜんぜん違います。1回転あたりのパルス数も多いようです。
 以前から、このメーカー製の雰囲気を自作で実現できないかと考えておりましたが、今日は、その事前検討を行ってみました。

 軸ガタを防ぐには、ベアリングを使ってシャフトを固定すれば解決するだろうとは思っていましたが、問題はベアリングの固定の位置合わせでした。
 今回は、ホームセンターで見つけて購入していた鉄製の穴あきプレート(¥50/枚位)を2枚合わせにして一機に穴を開けてみました。穴は、マルチ径のドリルを使用して段付穴にして10mm径のベアリングの穴位置合わせも行いました。(今回はベアリングは瞬間接着剤で固定しました)これで、何とか軸ガタも無く、スムースに回るダイヤルシャフトが完成しました。シャフトには6mm径の真鍮棒を使用しました。
 2枚のプレートの間にフライホイールの相当するものを取付けて回転時の重量感を出す予定です。
 ロータリーエンコーダーは、ギアを介して取り付けて1回転あたりのパルス数を200、400あたりにしたいと思っています。
 実現するのはいつのことやら???

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鉄製穴あきプレート           センター穴を開けた様子

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マルチ径ドリル              段付穴の様子

DSC00290.jpg     DSC00291.jpg
ベアリングを固定した状態       真鍮棒のシャフト

DSC00289.jpg     DSC00287.jpg

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2007年09月30日

¥120マイコンと¥10 7SegLEDの活用

ATTiny2313は1個¥120で買えます。7SegLEDも10個で¥100で買えます。秋月での価格です。
これらを組み合わせたら、安い周波数カウンタが作れるだろうと思案し、製作してみました。

DSC00257.jpg   DSC00262.jpg 
50MHzの表示             ゼロサプレスの様子

最初の目論見は8桁で、Hz単位までの表示でしたが、流石に20Pinのマイコンでは、ポートが足らず、兼用も検討しましたが、意外とうまく行かず、結果、そこそこに使えるものとして、ほぼ完成しました。
出来上がった、周波数カウンタの概略仕様は以下の通りです。

周波数表示:7SegLED ダイナミックドライブ
周波数表示桁:6桁
測定範囲:0.1MHz〜90MHz位
最小分解能:100Hz
基準クロック:12.8MHz(XTAL)
構成素子:ATTiny2313、74AC393、2SK241、2SC1906、78L05、他CRL
※最小桁は、正確には97.65625Hzで表示は100Hzなので計算誤差があります。
※最上位桁はゼロサプレス機能を付けました。

結果からすれば、マイコンと7SegLEDを秋月で仕入れれば¥1000以下でそこそこの周波数カウンタが作れることになりました。
一番安い部品を集めれば¥500もしないでできてしまいます。

もちろんソフトウェアはBASCOM-AVRによるBASICです。

DSC00264.jpg   DSC00263.jpg
7SegLED基板の様子          7segLED基板の裏面


DSC00258.jpg   DSC00266.jpg
基板の上面              基板の裏面

7SegLED_FrequencyCounter070924.BMP
回路図

7segLedFrequencyCounter070930.pdf
プログラム(pdf)


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