2017年12月31日

今年もお世話になりました。

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今年も12月31日の日は暮れてあと数時間で2017年とはお別れです。
部品を買い集めて整理もせず、完成もしないで次の製作を始めたり、相変わらず気の多い一年でした。
シャックの机の上は何がどこにあるかわからないくらいに散らかしっぱなしでしたが、年末ぐらいと整理整頓を始め、何とか机の上だけは使えるようになりました。
QSOのほうは、11月にパソコンのデータがすべていなくなり、昨年から開始したJA6IRKコールでのJT65、FT8のQSOデータが飛んでしまってOnAirのほうもやる気がなくなってQRT状態でした。
幸いにも、JT65の国内QSO分はQSLカードを全て送った後だったので良かったのですが、海外分は8月分までは送付済、9月、10月分のカードがなくなって追加注文をしたところでデータが飛んだので未送付状態です。
FT8は、9月からQSOを開始し、11月分までがすべてなくなりました。
幸いにもOMさんからの助言で、eQSLにデータをアップしてあったのをダウンロードしてQSOの履歴だけは復活することができました。
残りのカードの送付はボチボチやりたいと思います。
机の上以外の掃除はまだまだかかりそうです。
このまま年を越すのもと思い、ブログを書き始めました。
パソコンのほうは、少し(とはいっても5年くらい前のモデル)古いモデルを手に入れアプリを一からインストールしなおして、何とかJT65、FT8の運用ができるようになりました。
運用開始してびっくりしたのは、この2か月間で運用される局長さんがものすごく増えていることです。
CQ誌などで特集されていたこともあるんでしょうね!
古いといっても一応第3世代のCorei5搭載機種なので大丈夫と思っていたのですが、OnAirの局が多すぎで出コードが間に合いません。最新式のPCだとどうなんだろうと思ってしまいます。
QSOの勘も忘れてしまっていたのですが、昨日からボチボチと7MHzの国内で10数局の局長さんと、7、14MHでは海外の局長さんと20局ほどQSOさせていただきました。
アフリカも聞こえていたんですがゲットならず、WAC完成とはいきませんでしたが、残りの大陸はQSOできました。
流石、FT8です。

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最近は3.5MHzもにぎやかだという噂を聞いて、窓から突き出したホイップアンテナを3.5MHzも出れるように、コイルを巻きなおして何とか調整できました。釣り竿が3.5mですので、3.5から21MHzまでの6バンドをコイルのタップをワニ口でつかんで運用が可能です。
ただし、18MHは21MHzに近いせいかなかなか共振点が定まらず、今のところSWR2くらいから下がってくれていません。(前はそんなことなかったのですが)
1.9MHzは、以前実験的にやった3.5MHzのヒゲに10mほど垂直に付け足してスティルス型でそのうちやってみようかと思っています。
アンテナの調整は、以前作った小型アンテナアナライザーの基板も中華基板メーカーにオーダーして作った「TinyAntennaAnalyzer」を使って行いました。何とか使えそうです。

http://blog.toshnet.com/article/180946288.html

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小型なのと、電池が持つので使いやすいです。また、今回は、バンドモードに加え、スキャンモードを帯域毎に分けたモードも用意したので便利でした。

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年が明けたら、また運用開始したいと思います。
2018年もよろしくお願いいたします。


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2017年12月24日

AD9834基板

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クリスマスイブを迎え、今年も残り少なくなりました。
今年後半は、FUSIONやELECROWを使って、PCBEで書いた基板の製作をやっていました。
と、言っても10月の末ころに纏めて発注してみただけですが。
そのうちの一つが、アナデバのDDS AD9834を実装する基板です。
中華製のAD9850を使った基板が安く手に入った頃は、結構話題になっていましたが、最近では1000円以上していて話題も少なくなりました。
この基板はそれなりに使いやすく、当局もアンテナナライザーやAirBandRXなどいくつか実用品を作ったのですが、問題は消費電流が多いことでした。
それと比較して、AD9834は消費電流も少なく、2000年の前半の当局の自作Rigはほとんどこれを使っていました。
中華製のAD9850基板が安く売りだされて話題になってから、当局も使うことがなくなっていたのですが、こと日に入ってAD9834を安く入手できたので、基板を作ってみることにしました。
しかも、いつもお世話になっているTTT 加藤OM殿の実験で115MHzくらいまでオーバークロックできるということで、100MHzのOSCを入手してこれを搭載し、30MHzくらいまで使えるようにしてみました。
Pin配列は、中華製AD9850基板と同じにし、入れ替えを簡単にできるようにしました。
しかし、残念なのはAD9850とAD9834は制御仕様が違うので制御プログラムは変える必要があります。
基板は、10cm×10cm 10枚で500円ちょっとです。(送料入れれば2500円ほどかかりますが)

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1枚で12枚取れる設計となったので、120枚分のAD9834基板が作れることになります。
こんなにあってもしょうがないので、先日のQRP忘年会で3枚100円で頒布させていただきました。
(売り上げはクラブへの寄付です)

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今日は、その基板に実際に実装した様子の紹介です。

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AD9850基板(右側)との比較です。

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10MHzの出力信号です。

これで何を作るかは、これから考えます。(いつになるやら)

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2017年11月04日

430MHz FM TRX

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先月のQRP懇親会で中華製のV/UHF FMトランシーバモジュールなるものを紹介いただきました。
早速検索してみたが、何種類かが2,3年前から販売されているようでした。
とりあえずVHF用というのが757円と安かったので購入することにしました。UHF用は1500円弱と若干高かったのですが、何事も勉強とこれも購入しました。

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中華製のハンディトランシーバが2,3000円で購入できるご時世に、こんなものを買って意味があるのか、ないのか、わかりませんが単に技術的興味が優先してしまい購入に至った次第です。
SR_FRS1WV、SR_FRS_1WUという製品です。これは、ebayでしか購入できませんでした。DRA818というのもあります。もっと検索を続けたら、SA818というのもありました。
これらは、どれを見ても同じ形状で、同じピン配置になっています。
少ない情報ですが、制御仕様を見ると、制御できる内容が少しずつ違うようです。
このあたりでメーカー差を出しているのかもしれません。未チェックなのでわかりませんが。

モジュールの中身の詳細を知りたかったのですが、残念ながら未だ見つけ切れていません。
(ブロック図はあったのですが)
仕様書と、簡単な制御仕様は見つけられた(中国語でしたが!)のでとりあえず実験はできるだろうと思って到着を気長に待っていました。
どうせ一か月くらいはかかるだろうと思っていたのですが、なんとUHF版が10日ほどで到着しました。
手元に来てしまうと、他のことは放り出して早速検討を開始しました。
まず、制御です。マイコン制御できなければ動かすことができません。
蛇の目基板で変換基板を作って、まずPCのターミナルソフトで通信実験をしました。
このモジュールは、今は懐かしいATコマンドで制御する仕様になっているのです。したがって、ターミナルソフトで簡単に実験ができました。コマンドを送ると返事が返ってくることを確認した後、今度はマイコンで制御を試してみました。とりあえず、動いてそうだったので、TRXとしての評価基板を蛇の目基板で作りました。
430MHzのTRXが蛇の目基板で作れるのか?ということですが、このモジュールは、AFアンプ以外は全てモジュールの中に構成されているので、高周波的難しさはないのです(LPFは外付け必要ですが)。
実験基板と言っても、せっかく作るなら使えるようにと思い小型に作ってみました。
制御とAFアンプのみなので配線は0.5mmのポリウレタン線で行いました。

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とりあえずそれらしく動き出したので、回路図を作って、パターン図を描いてみました。
これまでは、自分でエッチングしていたのですが、小型に作るには2層基板でないと難しいのと、0.3mmのパターンも引きたかったので、初めての試みですが中国の基板屋さんに頼んでみることにしました。
基板屋さんとのやり取りは色々ありましたが、この基板はELECROWに頼みました。10/26に注文して、なんと昨日完成した基板が到着しました。早いです。

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早速、組み立てを行い、ケースも加工してそれらしく組み立ててみました。電池は、デジカメで使用されているNP-50タイプの互換電池(3.7V 1200mAh:600円程度)を使用しました。
充電基板は、中華製の基板で50円ほどで売っているものを使っています。これで本体のみで使用できます。

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aitendoでも売っている中華製2bandTRXと比較してみました。1bandで機能もシンプルですが小さくできたと自己満足しています。

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残念ながら、まだ申請できていませんので正式に電波は出せませんが、ダミーでのテストではそれなりの電波は出ているようです。LPFももう少し検討が必要かと思っています。
受信の方は若干ハム状のノイズが聞こえますが、中華製TRXで聞こえる電波はきちんと聞こえています。
中華製TRXはモジュールではないのですが、使用しているICなどブロック構成は全く同じですので、性能的にはほぼ同じでしょう!

今月号のCQ誌にこの手のモジュールを使用したPicoAPRS機が掲載されていて、モジュールの形名のみで保証認定が取れたと書いてあったので、そのうち申請してみましょう!






posted by ja6irk at 20:23| Comment(5) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2017年10月21日

アンテナアナライザー

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アンテナアナライザーは、ArduinoとAD9850を使用した中華製DDSをベースにしたK6BEZ OMの製作されたものが色々展開され、安価でシンプルなものが色々披露されていますが、当局も例にもれず、カラーTFT液晶とタッチパネルを組み合わせたものを製作し活用してきました。
http://blog.toshnet.com/article/175736831.html
これを活用した6Band超短縮アンテナの製作などは既にご紹介した通りです。
http://blog.toshnet.com/article/176304743.html
http://blog.toshnet.com/article/176502907.html

その後、さらに小型のものでとOLEDとSi5351を使用したものも作ったりしていました。
http://blog.toshnet.com/article/180946288.html

先日、大阪のOMさんから、自分も作りたいのでソフトを譲ってもらえないかということで申し入れをいただき、完成版ではないので自己責任で!ということで送らさせていただきました。
そしたら、なんと、あっと今に基板化され、基板を送っていただきました。それにレーザー加工したアクリルケース(UV印刷までされたもの)まで作られました。

基板を作っていただいたJG3PUP OM局のBLOGはここです。
http://pup.doorblog.jp/archives/50924441.html#comments

最初の写真は、それを組み立てたものです。当局のは、電池充電用のICの手持ちがなかったので、手持ちの充電基板を組み合わせて組み立てています。

当局の駄作ですが、活用いただいて大変うれしく思っております。
ありがとうございました。

下の写真は、これまでの3台を並べてみたものです。

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posted by ja6irk at 10:09| Comment(10) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2017年10月01日

FT8 運用1か月の結果

ハムフェアのタイミングで始めた新デジタルモードの運用ですが、途中経過の報告の通り着実に成果が出ていました。
丁度、1か月たった時点で纏めてみました(途中報告していますが)。

70 エンティティ 、 145 QSO

運用周波数は、7、14、18、21MHzです。
QSOの数を追ったわけではないのでQSO数そのものは多くはありません。
運用は週末を中心に、殆ど夜間です。
昨日の夕方時点で69エンティティまでたどり着き、きりの良い70を目指したのですが、なかなか取れなくて苦労しました。バーレーン(JT65ではWorked)が聞こえていましたが、2時間ほど頑張ってもダメでした。
周りのローカルさんにはだいぶ迷惑をおかけしたのではないかと思います。申し訳ありませんでした。
今朝、21MHzでブラジル(JT65ではWorked)が聞こえていたので何回か呼んだら返事をいただき70エンティティまでたどり着きました。
この1週間で10エンティティ増えたことになります。
3m足らずの短縮ホイップアンテナでの運用ですが、デジタルモードの威力だなと感心するばかりです。
今月号(10月号)のCQ誌でもこのFT8が特集されていますが、急激にOnAir局が増えてきています。
日本では、バンド内が空いているようにも見えますが、欧米では相当なQRM状態になっているような感じもあります。
JT65との比較においては、一送信が15秒ですので、QSO成立にかかる時間は短くなります。ただし、相手局のCQに対して呼び出しまでの時間が短く慌ただしく感じます。
フェージングで相手局(自局も)が取れなくなることも多々あり、短周期のフェージングであれば何回かのやり取りでQSO成立まで持ち込むことが可能です。
PSKRの情報を見ていると、最近ではJT65よりもOnAir局が多くなっていたりしていることもあります。
JT65よりも占有帯域が狭いT10をまず変更届を出したのですが、残念ながら運用できるようになってからOnAir局を見つけることができていません。皆さんFT8の方に移行されたのではないかと思っています。
運用の仕方としては、PSKR情報で、開けているバンドを確認し、自分の電波がどこまで届いているのかを目安にして、基本的にCQ局を呼ぶ方法をとっています。
珍局がCQ出すとパイルになって、アパマンには無理がありますが、当局的には無限にCQ出しているよりましかな?!といった感じです。
PSKRにレポートが上がるのには若干の時間がかかりますし、上がっているからと届いているかどうかの保証もありませんし、上がってなくてもQSOできることもありますし、あくまでも目安として使ってます。

何度も記載しているのですが、プアなアンテナしか使用できないアパマンハムにとってDXQSOが楽しめる面白いモードだと思います。
次は、自作機で運用できるようにしたいな!と思っているこの頃です。
posted by ja6irk at 12:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 徒然なるままに

2017年09月24日

FT8 その後の運用3

3週間の運用結果です。
先週は、本業が忙しくウィークデイの運用はほとんどできませんでした。
先週月曜日時点で、54エンティティでしたが、1週間たった今日時点で60エンティティまで増えました。
6つ増えたわけですが、当局的に特筆すべきはサウジアラビアです。
段々新エンティティが少なくなってきた感じです。
また、JT65と比較して低レベルの信号には弱いせいか、1回の時間は少ないのですが、結果的に何回かのやり取りでやっとQSOが成立することが多いな!と印象でした。
逆に、フェージングでも、これがQSO成立の機会を増やしているようにも思えるのですが。
そうした中で、WSJT-Xの新しいrc2バージョンが出ていることを知りました。
これは、これまで-20dBくらいまでと言われていたデコード力が、-24dBまで改善されているとの情報でした。
これは、やってみるしかないと早速バージョンアップしてみました。
結果は、確かに改善しているように感じています。4dBかどうかは比較の使用がありませんが。
ただし問題が発生しました。これまでうまく動作していたCAT制御(icomなのでCI-V制御かな?!)がおかしくなりました。
CAT制御でPTTは動いたので、運用には大きな問題はありませんでしたが、アプリ側からRigのバンド切り替え等ができなくなったのです。
Rig側のバンド切り替えは、アプリ側には反映されていたので、運用に支障はありませんでした。
原因はよくわかっていませんし、すべての方が同じ症状とも思えません。おそらく、使用しているRigとPCの相性などもあるのではないかと思います。
rcバージョンですので、これから色々改良されていくと思っています。
rc2でもrc1から使い勝手で細かいところが改良されていましたので、今後に期待しています。
アパマンでも、これだけのDXが楽しめるようになったJT65やFT8などの新しいデジタルモードとその運用ソフトの開発に対し非常に感謝しております。
これからもボチボチ楽しんでいきたいと思っています。

タグ:JT65 FT8 WSJT-X
posted by ja6irk at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然なるままに

2017年09月18日

FT8 その後の運用2

ハムフェア2日目の日曜日から始めたFT8での運用ですが、2週間がたちました。
最近では、バンドによってはJT65より運用局が多いようにも思えます。

<2週間での成果>
◆ 54エンティティ(FT8モードWorked)
◆ 1Day WAC
 (FT8モードWorked マルチバンド)

です。
最初の1週間で40以上できましたので、あとは難しくなったわけですが、2週間で50以上は流石デジタルモードだと思います。
7MHz JT65で1Day WACを実現できましたが、最近のコンディションではちょっと難しそうです。

それでもFT8、最近は帯域一杯にOnAir局が広がっていますので、もう少しコンディションがよくなったらどうなることやらの状況です。(まだ、始まって数か月のモードだと思うのですが)
短時間でQSOが成立する点が受けているのでは思っています。

JA6IRKコールで本格的に始めたデジタルモードで間もなく1年(昨年11月から)になりますが、これまではJT65での運用で、トータル約80エンティティくらいだと思っています(数えていません)。
この2週間のFT8での新エンティティで当局にとっての変わり種は、スワジランド、モンゴル、エクアドル、スリランカ、パラグアイ、ヨルダン、あたりでしょうか?!
相変わらずカリブは取れません。ネパールは時々聞こえてはいるのですが、いまだに未成立です。
ここからはのんびりとやろうかと思っています。
3mの超短縮アンテナではそろそろ限界も近いのかと!?
OnAirバンドは、7,14,18MHzが中心です。21MHzもちょっと出てみました。

しかし、アパマンにとっては面白いモードだと思います。

posted by ja6irk at 19:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 徒然なるままに

2017年09月10日

小型アンテナアナライザー

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先日アンテナアナライザーのソフト拡張行ってだいぶ使い勝手がよくなっていましたが、ebayで売っているというSi5351を使った超小型のアナライザがあるとのことで見せていただき、興味が沸いて作ってみることにしました。

http://blog.toshnet.com/article/180676102.html
今まで作って使用してきたアナライザ

Si5351を使ったアンテナナライザーの事例はたまに見かけるのですが、性能など詳細がよくわかりません。
150MHzくらいまでは信号が出せるが魅力なのですが、信号が方形波ですので高調波を多く含んでおり何らかの影響がありそうで手を付けないままになっていました。やってみて考えようと。

どうせ作るなら、信号源をSi5351に変えるだけでなく、折角、低消費電流の信号源(AD9850モジュールは100mA以上:Si5351は数mA)を使うので、表示などにも低消費電流タイプを使うなど、より少ない消費電流と小型化を狙ってみました。

表示装置は、ちょっと見ずらいかも(老眼で)と思いながら、自発光で少しはましだろうと0.96"のOLEDを使用しました。この表示器はI2C制御でポートを食わない(2本と電源アースの4本のみ)のと、パターンが楽です。
また、3.3V動作で、Si5351も3.3V動作なので、マイコンも3.3V動作させ、電源としては乾電池2,3本、または3.7Vの小型のリチウムポリマー電池が使用できないかを期待しました。
結果的には、正確に測っていませんが消費電流は20mA以下になっており、動作も乾電池2個でも十分動作していました。
最終的には、800mAの小型(薄型)リチウムポリマー電池を充電基板とともに実装しました。800mAだと計算上はつけっぱなしで40時間以上動作することになりますが、実測していません。

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出来上がったアナライザの新旧比較

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ソフトは拡張版のバンド選択機能も搭載しました

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部品実装した基板表面です

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ケースに実装した基板裏面です。充電地、充電基板も裏蓋に実装しています。
8cm×5cm×2.5cmの手持ちのタカチのケースに偶然にもピッタリ入りました。

苦労したのは、ソフトのリダクションです。特にOLEDのライブラリーはいくつかあったのですが、使用されているLSIの機能からか、OLEDの特徴なのか、ページごとに書き込みをする方式となっているようなのと、そのためのバッファでメモリエリアを使用しているようで、ライブラリの大きいのに加えて、RAMエリアも大幅に不足するという事態が発生しました。Si5351のライブラリの大きいのも手伝っています。
旧タイプのTFT液晶(タッチパネル付き)では気にもしなかったことで悩むことになりました。
変数の使い方やら、サブルーチンの工夫やら色々やってみて、何とか使えそうなレベルで実装できています。

さて、肝心の信号源であるSi5351の方形波の影響ですが、共振SWRに大きく影響することが判明しました。
事前に冷静に考えればわかることですが、方形波には高調波が含まれており、3倍が1/3、5倍が1/5、7倍が1/7.....の大きさの成分の合成で構成されています。
つまり主信号しか含まない正弦波の場合、主信号の反射波のみがSWRに影響しますが、方形波の場合、各高調波の信号周波数での反射波が足し算?となってSWRの反射波に影響してきます。
負荷として抵抗を使用した場合、どの周波数でも負荷インピーダンスは一定ですから、正弦波でも方形波でもSWRの値には影響は少ないのですが(足し算だとSWRが1以外の場合高いほど影響が出るはずだが)、アンテナなどの共振負荷の場合、例えば7MHzでSWR1のアンテナで、3倍の21MHzだとSWRはおそらく10以上、5倍だともっとそれ以上、つまり殆ど全反射に近い値となります。
方形波が完全な方形波の場合、7MHzでSWR1でも3倍波が1/3(-10dB)で全反射、7倍が1/5(-14dB)で全反射となり、足し算するとSWR3以上になります。
7MHzで共振させた疑似負荷を測定したときの値と同じような結果が得られましたので、こんなイメージかな?と思っています。(測定SWRが3より下がらない:DDS使用の旧タイプの場合1.5以下)
考え方が間違っていたらご指摘ください。
周波数が高くなると、信号源の方形波が崩れてくるので、高調波成分が少なくなるせいか、SWRの違いは小さくなる傾向にあります。
結果としては、共振点は読めるが低い周波数ほどSWRは正確な値とならないということになります。
実際のアンテナでの違いは少し小さくなる傾向でした。
比較の写真では14MHzを測っていますが、1.5(旧)と1.7(新)と似たような値となっています。
このあたりの値はいずれにせよ正確ではありません。

という結果となった、小型アンテナアナライザーですが、共振点は見れるので、実際の使用にあたっては手のひらに余裕で入る大きさと、電池寿命が長いという点でそれなりの使い勝手のあるものとして使えるのではないかと思っています。
値にこだわる方はメーカー製を購入されることをお勧めします。
因みに、一番高い部品は、リチウムポリマー電池の1300円でした。600mAのものだと1000円程度です。
大きさにこだわらず若干大きいケースを使えば乾電池でも動作が可能です。
電池を除けば、全部で2000円もかかりませんでした。
中華製DDSも最近は1000円以下で買えなくなっているので、秋月で完成基板が500円で買えるSi5351を使った小物としてはこんなものでしょうか!?


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2017年09月09日

FT8 その後の運用!

日曜日から運用を始めたFT8モードですが、ウィークデイは夜のみの運用にもかかわらず、今日現在倍ほどに増やすことができ、合計35エンティティとなりました。(FT8の運用で)
知らなかったのですが、太陽黒点数は一時期100を超えていたようです。
このお陰で日曜日は18MHzでのコンディションに恵まれ、オペレート開始より多くのエンティティとQSOができたんだと喜んでいます。
その後は今一つで、夜間の7MHzで南米、北米とつながり、昨晩は14MHzでやっとのことアフリカがつながり、FT8でもマルチバンド(7,14,18MHz)ですがWAC workedとなりました。
新しいエンティティとしては、ヨルダンとQSOできました。これはすべてのモードで初めてです。
昨晩から、これもまだ未QSOのネパールがよく聞こえているのですが、残念ながらつながっておりません。
今日も既に夕方の時間帯で、これから7MHzが開けるはずですが、太陽フレアの影響なのか、コンディションは今一つのようです。
14,18MHzに若干の期待をしたいと思っています。

FT8の運用の感想ですが、片道15秒という短い時間でのやり取りとなるため、相手局のCQを見つけても、反応できる時間が短く応答が間に合わないとうのが実態です。大体2回目で何とかという感じです。
相手局が、−一桁台の信号でも取れないことが多いこともあり、-15dBでも一発でとってもらえることもありという、なかなか判断が難しいな!という印象です。
-20dBあたりが限界とのことですが、当局のプアアンテナ環境では、-15dB以下では実績がありません。
-10の前半が今のところ限界です。
+で来ている局にも届いてないケースも多々あり、JT65と比較してハイパワー局が多いのかな?とも思ったりしているところです。

待ち時間が短いという利点もありますし、弱い信号がフェージングで埋もれても何回かのやり取りでうまく浮いてくればQSOが可能になるという面白さもあります。
もうしばらく遊んでみましょう!


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2017年09月03日

7MHz 1Day WAC & FT8

昨日今日とハムフェアが開催されました。新しい製品はそれほど多くはありませんでしたが、各局さん共にそれぞれお楽しみになられたのではないかと思います。

少し古い(2週間前)の情報ではありますが、JT65 7MHzで1Day WACをWorkedすることができました。
開局当時のPhoneや昨年までのメインだったCWでは想像もしなかったことです。
昨年11月頃より本格的にJT65を始めていたのですが、あとアフリカがつながれば6大陸(WAC)が完成だな〜!とそれとなく思っており、今までできていなかったインドも含めてJT65でアフリカがつながり(アフリカはSSB、CWでは実績はあった)JT65でのWACが完成しました(Workedです)。
ここまで約半年かかったわけですが、いつもお世話になっているJA9TTT 加藤OMが7MHz1Band で1Day(ほとんど須時間)でWACを完成されました。JT65での運用です。
QSOの様子は、ワッチできていたのであれよあれよという間の出来事を実感していました。
それならばと、翌日、帰宅後7時過ぎから粘り、8時半過ぎの南米に始まり、北米、豪州、中国、欧州、最後はアフリカと完成は12時半過ぎで、約4時間半で7MHz JT65 1Day WACを完成することができました(Worked です)
アパマンハムですので、アンテナは、マンションの窓から突き出した3m長の釣竿短縮ホイップです。
このアンテナですから、立派なアンテナをお持ちの加藤OMのようには簡単にはいきませんが、アパマンハムでもコンディションも手伝ってくれればできるんだという実感がつかめました。

それ以降、コンディションは今一つですが、以前から、バンド内でヒュルヒュルと15秒ほどの信号のやり取りが気になっており、調べてみたら、今年の6月くらいから始まり、最近急減に人気が出ているFT8というモードであることがわかりました。
JT65の片道60秒と比較し、片道15秒ということで短時間でQSOが成立します。
早速変更届を提出し、先週審査が終了してOKとなりましたので、本日夕方より運用開始しました。
今日のコンディションは、久しぶりに18MHzがよさそうだったので、18MHzの欧州狙いでスタートしました。
今までのJT65 60秒と違い、15秒という時間は非常に慌ただしく感じ、CQに対して応答するのは、大体間に合いません。2回目に取ってもらえればラッキーといった状況です。
JT65の場合、60秒という長い時間ですので、フェージングでデコードしてもらえない状況でも、15秒だと、何回かやり取りすれば、短い周期のフェージングでもQSO成立の可能性が高いようです。
やり取りする情報量は一緒で、時間は1/4ですから、解読能力は落ちて、JT65が-25dBなのに対し、FT8は-20dBが限界といわれていますが、上記理由でQSOのチャンスは上がるのかもしれないと感じました。
逆に、せっかく取ってもらったのに、尻切れトンボになった局も何局かありましたが。
成果ですが、FT8として、最初の1時間で約10エンティティ、その後NY、59、食事、休憩も入れてここまで18エンティティです。
(アジア2、欧州16)
数時間の運用ですが、しばらく頑張ってみようかな!というモードだと感じました。
とりあえずの速報です。


タグ:1day WAC 7MHz JT65 FT8
posted by ja6irk at 23:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 徒然なるままに