2017年09月09日

FT8 その後の運用!

日曜日から運用を始めたFT8モードですが、ウィークデイは夜のみの運用にもかかわらず、今日現在倍ほどに増やすことができ、合計35エンティティとなりました。(FT8の運用で)
知らなかったのですが、太陽黒点数は一時期100を超えていたようです。
このお陰で日曜日は18MHzでのコンディションに恵まれ、オペレート開始より多くのエンティティとQSOができたんだと喜んでいます。
その後は今一つで、夜間の7MHzで南米、北米とつながり、昨晩は14MHzでやっとのことアフリカがつながり、FT8でもマルチバンド(7,14,18MHz)ですがWAC workedとなりました。
新しいエンティティとしては、ヨルダンとQSOできました。これはすべてのモードで初めてです。
昨晩から、これもまだ未QSOのネパールがよく聞こえているのですが、残念ながらつながっておりません。
今日も既に夕方の時間帯で、これから7MHzが開けるはずですが、太陽フレアの影響なのか、コンディションは今一つのようです。
14,18MHzに若干の期待をしたいと思っています。

FT8の運用の感想ですが、片道15秒という短い時間でのやり取りとなるため、相手局のCQを見つけても、反応できる時間が短く応答が間に合わないとうのが実態です。大体2回目で何とかという感じです。
相手局が、−一桁台の信号でも取れないことが多いこともあり、-15dBでも一発でとってもらえることもありという、なかなか判断が難しいな!という印象です。
-20dBあたりが限界とのことですが、当局のプアアンテナ環境では、-15dB以下では実績がありません。
-10の前半が今のところ限界です。
+で来ている局にも届いてないケースも多々あり、JT65と比較してハイパワー局が多いのかな?とも思ったりしているところです。

待ち時間が短いという利点もありますし、弱い信号がフェージングで埋もれても何回かのやり取りでうまく浮いてくればQSOが可能になるという面白さもあります。
もうしばらく遊んでみましょう!


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2017年09月03日

7MHz 1Day WAC & FT8

昨日今日とハムフェアが開催されました。新しい製品はそれほど多くはありませんでしたが、各局さん共にそれぞれお楽しみになられたのではないかと思います。

少し古い(2週間前)の情報ではありますが、JT65 7MHzで1Day WACをWorkedすることができました。
開局当時のPhoneや昨年までのメインだったCWでは想像もしなかったことです。
昨年11月頃より本格的にJT65を始めていたのですが、あとアフリカがつながれば6大陸(WAC)が完成だな〜!とそれとなく思っており、今までできていなかったインドも含めてJT65でアフリカがつながり(アフリカはSSB、CWでは実績はあった)JT65でのWACが完成しました(Workedです)。
ここまで約半年かかったわけですが、いつもお世話になっているJA9TTT 加藤OMが7MHz1Band で1Day(ほとんど須時間)でWACを完成されました。JT65での運用です。
QSOの様子は、ワッチできていたのであれよあれよという間の出来事を実感していました。
それならばと、翌日、帰宅後7時過ぎから粘り、8時半過ぎの南米に始まり、北米、豪州、中国、欧州、最後はアフリカと完成は12時半過ぎで、約4時間半で7MHz JT65 1Day WACを完成することができました(Worked です)
アパマンハムですので、アンテナは、マンションの窓から突き出した3m長の釣竿短縮ホイップです。
このアンテナですから、立派なアンテナをお持ちの加藤OMのようには簡単にはいきませんが、アパマンハムでもコンディションも手伝ってくれればできるんだという実感がつかめました。

それ以降、コンディションは今一つですが、以前から、バンド内でヒュルヒュルと15秒ほどの信号のやり取りが気になっており、調べてみたら、今年の6月くらいから始まり、最近急減に人気が出ているFT8というモードであることがわかりました。
JT65の片道60秒と比較し、片道15秒ということで短時間でQSOが成立します。
早速変更届を提出し、先週審査が終了してOKとなりましたので、本日夕方より運用開始しました。
今日のコンディションは、久しぶりに18MHzがよさそうだったので、18MHzの欧州狙いでスタートしました。
今までのJT65 60秒と違い、15秒という時間は非常に慌ただしく感じ、CQに対して応答するのは、大体間に合いません。2回目に取ってもらえればラッキーといった状況です。
JT65の場合、60秒という長い時間ですので、フェージングでデコードしてもらえない状況でも、15秒だと、何回かやり取りすれば、短い周期のフェージングでもQSO成立の可能性が高いようです。
やり取りする情報量は一緒で、時間は1/4ですから、解読能力は落ちて、JT65が-25dBなのに対し、FT8は-20dBが限界といわれていますが、上記理由でQSOのチャンスは上がるのかもしれないと感じました。
逆に、せっかく取ってもらったのに、尻切れトンボになった局も何局かありましたが。
成果ですが、FT8として、最初の1時間で約10エンティティ、その後NY、59、食事、休憩も入れてここまで18エンティティです。
(アジア2、欧州16)
数時間の運用ですが、しばらく頑張ってみようかな!というモードだと感じました。
とりあえずの速報です。


タグ:1day WAC 7MHz JT65 FT8
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2017年08月16日

アンテナアナライザーS/W拡張

IMG_1507.JPG

とりあえず動くアンテナアナライザーを記載してから1年以上が経過してしまいました。
とりあえずの作品でしたが結構活躍してくれて、6Band超短縮ホイップなどの製作に大活躍でした。

http://blog.toshnet.com/article/175736831.html#comment

http://blog.toshnet.com/article/176304743.html

http://blog.toshnet.com/article/176502907.html

とりあえずというのは、周波数スイープをするのに、スタート周波数とストップ周波数をそれぞれアップダウンスイッチで設定するという、考え方はシンプルですが、使いだすとバンド毎にいちいち設定しなければならず不便なところもありました。
最初から構想はあったのですが、バンド毎に中心周波数とスパンを選べるようにしたいと思い、重い腰を上げて作ってみました。
元々書きなぐりのソフトで1年もたっていたのですっかり忘れてしまって難儀しましたが、何とか所望のものに近いものが出来上がりました。

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電源ON時の初期画面です。

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これまでのワイドスキャンです。ダイヤモンド製のHVF5の7MHzと21MHzを1〜30MHz帯域でスイープした様子です。

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下側のボタンでスタートとストップ周波数を変えて4〜25MHzでスキャンした様子です。
これまでは、このボタンでいちいち周波数範囲を設定していました。
しかし、ある程度バンド内に追い込みができるとダイレクトにバンド設定をしたくなります。

そこで今回拡張したのは「Band Scan」という機能です。右側の「Band Scan」のボタンを押してこの機能を選択します。

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「Band Scan」ボタンを押したときのバンド選択画面です。この画面で測定したいバンド周波数を選択します。
コノアナライザーが測れるおおよその上限周波数は30MHzですが、将来の拡張を考えて50、144MHzボタンも用意してあります。

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21MHzを選んだ時の画面です。スパンの初期値は、センター周波数から両サイドに0.5MHzです。
この画面では、センター周波数を21.15MHzに設定してあります。センター周波数は50KHz(0.05MHz)ステップで上下できます。

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スパンを1MHzにした時の画面です。

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スパンを200KHz(0.2MHz)にした時の画面です。

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スパンを100KHz(0.1MHz)にした時の画面です。

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7MHzでセンター周波数を7.00MHz、スパンを1MHzにした時の画面です。

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スパンを0.5MHzにした時の画面です。

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センター周波数を7.05MHz、スパンを100KHzにした時の画面です。21MHzと比較すると帯域が狭くなっているのがよくわかります。

共振周波数からずれたところの波形が乱れていますが、現時点でその原因は追究していません。
必要なのは共振周波数だからです。そのうち検討したいと思います。
測定されるSWRの値も同様です。SWR計とほぼ同じような値ですが、絶対値は問題としません。
センター周波数のステップは50KHzですので共振点をピタリ中心におけませんが、上部にSWRの最下点の値と周波数を表示するようにしましたので、これで実用的だと思ってます。
これで、今までよりだいぶ使いやすくなりました。
次の拡張候補は、測定したスイープポイント(80点あります)をメモリに蓄え、シリアルでPCに吐き出す機能かな?!とか思ってますがいつになることやら!

<蛇足>
このアナライザは、信号源として中華製DDS(AD9850)を使っています。
クロックが125MHzですので50MHzくらいまでは信号が出せると思い、50MHzを測定してみました。

IMG_1505.JPG
信号が乱れていますが、おおよその共振点は見ることができました。おまけですね!



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2017年08月11日

自作機でJT65運用!

IMG_1471.JPG

雨の降らない梅雨が終わり、梅雨明け宣言以降ゲリラ豪雨だったりしている変な夏ですが、お盆休みに突入しました。
と、同時に今年のハムフェアの自作品コンテストに出品していた自作機が選外の結果で帰ってきました。
最近はやりのJT65を自作機で、しかもSSB機でなく送信部はCW機並みのシンプルな構成で実現したものです。
送信部がシンプルなら受信部もと、10年以上前に使って自作したことがある狭帯域FM用IC(要するにV/UHFFMTRX用IC)を使用したものにしました。
アイデアは良かったと思ったのですが、時間が足らず最後は十分な追い込みができませんでした。
それが選外となってしまったのでしょう!
評価基準が公表されていませんので、詳細は分かりませんがそのように理解しています。
まさか、動作しなかったなんてことはないだろうと早速動作試験をしてみました。
昨晩、そして本日と7MHz国内運用で1Day AJDをWorkedできました。問題なく動作はしており原因はそれ以外のようです。
国内だと5Wあればほとんど大丈夫ですね! レポートが -1dB だったりして1Wでも取れるところはとれそうです。

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自作機は7/10MHの2バンド仕様です。これが詰めが甘くなった要因だと思っています。

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送信部のフィルタは7/10MHzの切り替えなしとしました。10MHzが何とか減衰型の範囲内に収まってます。

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7MHzは極を設け、2次高調波の減衰が大きくなるように設計しました。

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受信部のIFフィルタは、JA9TTT加藤OM考案の世羅多フィルタをSSB並みに帯域を広げた設計で使用しました。

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-60dB帯域幅は約12KHzくらいでしょうか。

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ケースの中身です。
PCとのインターフェースは内蔵し、絶縁トランスも入れています。PTT制御用の232CI/Fも内蔵し、フォトカプラで絶縁してあります。

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一応保証認定も申請し、正式に運用ができるように設備追加してあります。

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表示部は、128×128ドットのカラー液晶を使用し見栄えもそれなりに良くなるようにしました。

jt657mhz.jpg
この5W機での飛びの状況です。PSKRの画面コピーです。北米、フィリピン、オーストラリアまで飛んでいる様子が見れます。実際のQSOは、提出前の短い時間でしたが北米とQSOできました。
国内は、5WでオールエリアとQSO可能でした。(今回 1DayAJD Workedしました)

IMG_1434.JPG
アンテナは窓から突き出した3mのホイップアンテナです。

この自作機でどこまでDXがやれるか、しばらく頑張ってみたいと思います。

肝心の送品部の機能ですが、下記のブロック図で示されるように、PCからのJT65の音声信号をマイコンで周波数カウントし、信号発生器であるSi5351の周波数を直接制御してJT65のFSK信号を発生させています。
これにより、パワーアンプはCWと同じシンプルなものが使用できます。
将来的にはE級アンプでの高効率化も可能であると思っています。

SDMTRXブロック図.jpg

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2017年07月02日

最近のDX

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先週の日曜日にアンテナを新調しました。
と、言ってもこれまでと同じ短縮型のホイップアンテナです。
これまでと違うのは、長さを1mほど伸ばしました。
これまではグラスファイバ製の2.5mの釣竿を使用していましたが、今回は3.5mのものをしました。
21MHzや18MHzあたりだと短縮率が小さく、21MHzのコイルは2回巻きしかありません。
少しでも長いほうが飛ぶだろうという期待です。
写真がそのアンテナですが、この写りでは今までのとあまり違いませんね!
肝心の飛びですが、この一週間のコンディションも手伝って18MHzでインド、中東、アフリカ、欧州とニューエンティティをだいぶ稼ぐことができました。
特にインドはこれまで一度もQSOできたことがなかったのでとても嬉しいQSOでした。
JT65での運用です。今日の夜も期待したいところです。

主なニューエンティティです。(QSO順)
A92AA:バーレーン
5Z4/DL2RMC:ケニア
VU2ABS:インド
TR8CA:ガボン
A45XR:オマーン
TF5B:アイスランド
EI7HDB:アイルランド

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2017年06月18日

最近の運用(生存証明)

新年度になってバタバタしているうちに6月も半ばを過ぎてしまいました。
前回の書き込みが3月ですからだいぶサボってました。
この間何もやってなかったのかというとそうでもなく、新しいトライもできてました。

IMG_1423.JPG

その一つが、1.9MHzと3.5MHzでのJT65の運用です。
マンション暮らしでは3.5MHzはおろか1.9MHzははるか遠い望みだったのですが、OMさんに面白いよ!と教えられてやってみることにしました。
そのためのアンテナが写真のアンテナです。
これまでの窓から付き出した2mほどのホイップアンテナです。
最近は、自作のマルチバンド短縮ホイップを使用していたのですが、今回、3.5MHz用のコイルを巻いて作ってみました。
運用実績は、国内は勿論、WからもコールがありQSOできました。
本当にびっくりです。3.5MHzで北米とQSOできるなんて考えたこともなかったのに2mの超短縮ホイップでQSOでき、JT65の実力に大変驚いています。

最近は1.9MHzでのJT65運用も盛んになっているとのことでしたので、3.5MHzの結果に気を良くして、1.9MHzにトライしてみました。
同じ長さでコルを巻いたらとんでもない大きなコイルになってしまうので、先の3.5MHzのアンテナの先にひげを足して見ることにしました。ひげと言ってもざっと計算させてみても6mほどの長いヒゲです。
まっすぐ伸ばすことはできないので、1mmのステンワイヤを階下のほうに垂直に垂らすことにしました。
6mとなると、2階下の居住者の窓からも見えることになるので、夜だけつないで垂らしてスティルスアンテナとして運用してみました。
流石にDXはできませんでしたが、国内は多くの局長さんとQSOしていただきました。
実は、初めての1.9MH運用でした。
4月に入ってからは、LOWバンドのコンディションも落ちてきましたので、18MHzを中心にDX(特に欧州方面を狙って)ボチボチ運用していました。
今回作った3.5MHzの短縮ホイップもワニ口クリップでコイルをショートカットして手動ですがマルチバンドに対応させていますので、24MHzまでの8バンドで運用が可能になっています。1.9MHzはその時依頼OnAirしていませんが。

最近、思いついてやっていたのが古いPCのLINUX化Windowsアプリの動作テストです。
当局保有のPCで現在一番古いのは、レッツノートCF-T2です。約12年ほど前のものです。XPではそれなりに動いていて途中でSSDに換装して使えていたのですが、SP3あたりから重たくなって普段使いにも難儀し始めて放ってありました。
もう一台はHPのnx4820でこれも2006年ころの入手品だと思います。こちらも重たいだけの邪魔者でした。
最近話題のUbuntuは大きくなりすぎてそれなりの機種でないと重たそうで興味がなかったのですが、真面目に調べてみると、Ubuntuをベースとして古いPCでも軽快に動かせるXubuntuとかLubuntuとかがあることがわかりました。この2つで調べてみると、Lubuntuが良さそうだったのでLubuntuをインストールしてみました。
Linuxを触るのは、20年ほど前の初代リブレットに15年ほど前にサーバー用としてVineLinuxをインストールした時くらいです。あの当時とは圧倒的にGUI化されていますが、まだまだ細かい多くの設定はコマンド入力のようです。
実際のダウンロード先や、インストールの仕方などは多くのサイトで解説されていますので、ここでは紹介しませんが検索すれば多く見つかると思います。当局もそれらを参考にさせていただきました。
肝心のアプリですが、WSPRやJT65の専用機として使おうかと、WTJTxやWSPRのLinux用を探してインストールしてみました。
COMポートの設定にやや苦労しましたが、これらもサイト検索で対応ができました。
これでの運用もやってみましたが、今まで使い慣れたJT-65HFを使えないかと検索したら、wineというLinuxでWindowsアプリが使えるものがあると知り早速使ってみることにしました。
wineはWindowsのエミュレータではないということで、全てのアプリが動くわけではないと表記されています。
しかし、当局が普段使っているアプリはほぼ問題なく動くことが確認されました。
JT-65HFもFT-817と接続して普通に使えています。

IMG_1430.JPG

もう少しいろいろ勉強して詰めなくてはならないことはありますが、少なくとも10年前のPCでも軽快にアプリを使えるようになりました。あと5年は使えそうです。


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2017年03月12日

ESP32 & BLYNK

IMG_1291.JPG

時間がたつのは早いものです。
ESP-WROOM2のTELECマークがついたものが販売され試してみたのは一昨年の夏ごろでした。
http://blog.toshnet.com/article/160910167.html
このモジュールの特徴の一つは、外付けでマイコンを使用することなく内蔵マイコンにプログラムすることで単体でIoT機能を実現できることです。
この開発もArduinoIDKでできることも、当局のような素人プログラマーには魅力的な機能の一つだと思います。
トラ技3月号はIoT特集でほとんどの記事にこのモジュール(ESP-WROOM2)が使用されていました。

さて本題ですが、今回は最近日本でも技適認証されたものが販売開始された新モデルのESP-WROOM-32です。
ESP-WROOM2との大きな違いは、ブルーツース機能も搭載されていることと、外部I/Oが増えていることです。
ArduinoIDKも対応しています。
2月初めに秋月で販売が開始され、当局も興味本位で購入していました。
サイト検索では、この1.27mmピッチのモジュールに直接はんだ付けして試した記事が散見されるようになっています。
2月末からはaitendoで変換基板が販売開始されました。秋月でもそのうち販売されるのでしょうが、aitendoは今のところ変換基板のみですし、ちょっと変則的です。
当局は先週この変換基板を購入し、早速試してみました。
購入時点での変換基板のバージョンはCまで進んでいました。面白いのは、A、B、Cともに売っているのです。
aitendoらしいな?!と思いました。
で、購入したのは3.3Vのパターンが太く設計されているBバージョンです。バージョンによる違いはこれ以外知りません。

最初はブレッドボードで始めたのですが、結局蛇の目基板に組みました。
その理由は、プログラムの書き込み時は、書き込みモードに設定する必要があり、またプログラム終了し、動作を開始させるのに再度リセットボタンを押さなければならず、頻繁にスイッチを押すためブレッドボードだとスイッチが安定しないだろうと思ったからです。
(評価用のボードにはこの辺りを自動的にってくれる回路が搭載されているようです?)

書き込みモードに入るには、IO_0ピンをGNDにしたままリセットをかけます。
(0ピンをGNDに落とし、リセットをして、リセットを解除して、0ピンをGNDから離す:H)
この状態で書き込まれるのを待ちます。
プログラム書き込み終了後動作を開始させるには、再度リセットします。
(0ピンがHの状態で、リセットをかける)

プログラムの動作確認用に8桁2行のI2CLCDも搭載しました。
センサーとしては、2年前に購入して使わずじまいになっていたBME280をI2Cモードで使用しました。
このセンサーは温湿度だけでなく大気圧も測れるもので興味本位で購入していたものです。

プログラムは、ArduinoIDKの最新版(1.8.*)を使用しました。
まず、センサーの値をLCDに表示させるところから始め、次にWifi機能を取り込みました。
(今回はブルーツースは実験していません)
Wifiに接続した後の相手機器としてスマホを使用し、今回もアプリにBLYNKを使用しました。
このアプリは優れもので、スマホアプリの作り方を全く知らなくても感覚的にセンサーデータをグラフィカルに表示できます。
新しいモジュールが動くのかどうか心配だったのですが、最新版のアプリですでにこのモジュールに対応しておりESP32という形で選択できました。

IMG_0029.JPG

無事動作が確認でき、スマホで表示できている状況が下の写真です。
右下のボタンは、基板側につけたLチカ用のLEDをON/OFFするものです。
このボタンの操作でLEDがON/OFFすれば、回線がつながって動いていることが確認できます。

image.JPG

プログラムは、動作を確認する最小限のものを作りました。
データ更新の頻度や、ディープスリープの活用による電池駆動など実用的プログラムとしては組み込まなければならない機能は多くありますが、目標とする最終形があるわけでもなく、動作確認が主目的ですので、とりあえずここで終わりです。
トラ技あたりでこのモジュールを取り上げてくれれば、実用的なものを作る参考になると思うのですが。
今後に期待したいと思います。

プログラムは、ライブラリの組み合わせですが、前回同様、ご参考になればということでソースを掲載しておきます。

/***************************************************************************
温度 湿度 気圧 測定表示転送
***************************************************************************/
#include <WiFi.h>
#include <WiFiClient.h>
#include <BlynkSimpleEsp32.h>

// You should get Auth Token in the Blynk App.
// Go to the Project Settings (nut icon).

char auth[] = "dc447e***************11d26cfd04";

// Your WiFi credentials.
// Set password to "" for open networks.

char ssid[] = "H**********-bg";
char pass[] = "x**********2";


#include <Wire.h>
#include "cactus_io_BME280_I2C.h"
#include <ST7032.h>

#define SCL_PIN 22
#define SDA_PIN 21

// Create the BME280 object
BME280_I2C bme; // I2C using default 0x77
//BME280_I2C bme(0x76); // I2C using address 0x76

ST7032 lcd;

void setup() {

Blynk.begin(auth, ssid, pass);

if (!bme.begin()) {
//Serial.println("Could not find a valid BME280 sensor, check wiring!");
lcd.print("BMEerror");
while (1);
}

bme.setTempCal(-3.5); //温度補正

// set up the LCD's number of columns and rows:
lcd.begin(8, 2);
lcd.setContrast(30);

}

void loop() {

Blynk.run();

bme.readSensor();

int Temp = bme.getTemperature_C();
int Humid = bme.getHumidity();
int Press = bme.getPressure_MB();
Blynk.virtualWrite(V0, Temp);
Blynk.virtualWrite(V1, Humid);
Blynk.virtualWrite(V2, Press);

lcd.setCursor(0,0);
lcd.print("Tem.");lcd.print(Temp);lcd.print(" C");

lcd.setCursor(0,1);
lcd.print("Hum.");lcd.print(Humid);lcd.print(" % ");

}


※#include 文の<は掲載上全角としています。


posted by ja6irk at 11:11| Comment(4) | TrackBack(0) | AVR&Arduino

2017年02月19日

4$ GPSモジュール

IMG_1281.JPG

1月の末(20日過ぎ)に頼んでおいたAliexpressからの注文品がボチボチ届いてます。
間に合うと思ったのですが、中国の旧正月休みには間に合わず、正月明けから出荷が始まりました。
そのうちの一つが4$で買えたGPSモジュールです。
これまでGPSDOなどで使ってきたNEO-6Mを使用したモジュールで、これまではAitendoで¥1980(今は¥2980?)とそれなりの値段の物を使用していました。
Aliexpressで売っているのも知ってはいたのですが、それほど安くはありませんでした。
今年に入ってAMAZONで1000円くらいで売っているとの情報で、直接調達したらもっと安いのではないかと調べたら、ありました。
僅か、4$です。一応アンテナもついています。しかも、PPS(パルス出力)を取り出す端子までついています。
これまではLEDのところから引き出して(改造)いましたから、改造の必要がないのはとても便利です。
これが500円足らずですから、言うことなしです。
と、言いたかったのですが、2個購入して2個とも動きません。
しかも、2個の症状が違います。
1個は、NMEAの信号は出ているようでシリアルデータが読めます。しかし、衛星を捕捉してくれません。
もう1個は、うんともすんとも言ってくれませんでした。
前者は、アンテナ端子に電圧がかかっているかテスターで調べたら、0Vでした。
ついている部品は少ないので、アンテナ周りのチップ部品のはんだをこてを当てて付け直したら、電圧が出て衛星が捕捉できるようになりました。
もう1個もはんだ付け不良だろうと、GPSモジュールのはんだを同様にこてを当てて付け直したら、こちらもちゃんと動くようになりました。

IMG_1280.JPG
ピンぼけですが、モジュールの端子のはんだが浮いています。

U-BLOXのアプリでちゃんと制御できるので、モジュールは本物で一応動作品だったようです。
安物買いの銭失いになるところでしたが、手間はかかったものの、4$GPSモジュール何とか使えるようになりました。
何に使うかまだ決めていませんが。

posted by ja6irk at 23:19| Comment(4) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2017年02月11日

CNCフライス その後2

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全国的には大雪の被害が出ているようですが、東京は昨日降っていたものの、比較的穏やかな天気です。
今回は、既製品のケースに加工をしてみました。
確か、タカチのプラスチックケースです。
入れるものは、アリババで調達した中華製半導体テスターです。
このテスターは安いのにすぐれもので、ダイオード、TR、FET等を自動で検出して、hfeやVf、FETの場合入力容量やゲートのスレッシュ電圧なども表示してくれます。
グラフィックLCDで回路図でピンを表示してくれるところなどもなかなかの使い勝手です。
購入したものは完成基板のみですので、今後も使っていくためにはケースに入れておく必要があります。
しかし、LCDの窓加工や、スイッチなどの位置合わせはいつも苦労するところなのですが、そこは導入したCNCを活用すれば楽にできるはずです。元々、こうした加工が目的で導入した経緯があるので、やっと目的の物を加工するところまでたどり着いたということです。
CADは、ARCADを使用しました。
前回はDXFファイルで出力して苦労したのですが、よく見るとJWWファイルでの出力もできるようになっており、それを利用しました。今回は特に不都合な点はありませんでした。
現物を金尺で測って作図したのですが、結果的にはこれが今後の課題かな?!というところです。
使用したケースは、この基板を入れるには2倍くらい大きいのですが、自作した測定器や信号源など、ほとんどこの大きさのケースを使用して大きさを標準化しています。
購入したこの基板で改造を加えたのは、テスト端子です。
元々は、14PinのTEXTOOLがついていたのですが、使い勝手が悪いので、3Pinのテスト用ソケットに交換して実装しています。

加工中の写真、加工後の写真、完成した写真を掲載します。

IMG_1269.jpg

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IMG_1277.jpg

写真をよく見ると、プッシュスイッチの左側に筋状の傷が見えると思います。
実は、加工後の移動時のビットの上げ方の指示が少なすぎて、引きずってしまったのです
今後のこの辺りのパラメータの設定を変えないとNGだということが分かりました。
また、よく見ると、液晶がかエースの中央にありません(左右方向)。
テスト端子も、穴位置で右側に寄っています。
この辺りが、金尺での実測精度の影響です。
ケースの絶対原点をどこにするかも、もう少し工夫が必要かと思っています。
しかし、これまでよりも圧倒的に楽に、綺麗にケース加工ができました。
ケース加工が面倒でなかなか完成品まで仕上がらなかった自作品も少しは増えそうな気がしてみました。
posted by ja6irk at 19:18| Comment(4) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew

2017年01月21日

CNCフライス その後

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今日は、晴れてはいるのですが風が強くて寒いです。
JT65は毎週運用しようとは思っているのですが、コンディションもすぐれず5Wとホイップではなかなか拾ってもらえません。

さて、年末に導入した廉価版中華製CNCフライスですが、少しずつ勉強しながら進めています。
大きな問題として2つあって一つずつ解決に向かって進めています。

問題の一つが、エンドミルの芯ブレです。1mmのミルだと2mmくらいに広がるほど芯ブレしていました。
入荷し、組み立てたとき見ただけで芯ブレしそうだと思ったのですが、その通りでした。
これでもブレ分を考慮してカットすれば何とか使えるのですが、基板の製作には無理があります。
原因は、ミルを取り付けるチャックにあることは見ただけで分かっていました。
モーター側に軸も、ミル側の軸も芋ねじで締めるタイプでしたの締め方で変わってしまうのです。
ちゃんとした(?)フライスのスピンドルモーターには、コレットチャックといういかにも芯が出そうなものが使用されています。
モノタロウやアマゾン、ALIEXPRESSなど色々探していたのですが、見つかるものは殆どがモーター軸6.3mmのもので、当局が購入したものについているモーター軸は5mmで合うものが見つかりませんでした。
スピンドルごと購入して交換することも考えましたが、今度はモーターを取り付ける部分の径が違っています。
廉価版というのはこういうところでケチっているのだと感じた次第です。
とは言え、と悩みながら色々検索を続け、ついに見つけました。
モーター軸5mmのコレットチャックです。

IMG_1216.bmp

3mmから6mmまでつかめるコレット6種と合わせて2000円ほどでした。

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勿論中華製です。日本製だともしあったとしても10倍以上の値段だと思います。
早速注文して、今回は10日もかからず送ってきました。
下の写真は、購入したコレットチャックとコレット、そして、フライスに取り付けた様子です。
実力のほどは、完璧です。1.5mmのミルで殆ど1.5mmの溝が彫れました。

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もう一つの、問題はCADを使えないことです。
CADが使えないと作りたいものが作れません。
一般的には、JWCADがフリーでかつ相当利用されているようで気にはしていたのですが、当局的には使い勝手が合わず使っていませんでした。
そうした中でCQ誌で紹介されたARCADを触ってみた時、こちらの方が使いやすそうだなという印象を持っていました。
と、いうことでARCADを使ってみました。
目的は、KX3の液晶ベゼルの作成です。
最近殆ど使っていないRigなのですが、以前、物を落として割れ目が入っていて何とか作りたいと思っていたからです。

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プラスティックの平板ですし、形状も比較的シンプルなので入門編としては適当な課題と判断しました。
割れ目の入った現物の寸法を測り、試行錯誤しながらなんとか作図は完了しました。
フライスを動かす、Gコードに変換するソフトはNCVCというものを使用しました。
このGコードを使用して試し切りをやってみましたが、外形は作図どおりになったものの穴を空けてくれません。色々やってみましたがだめです。
穴だけの図面を書いてやってみてもダメで、やはりNCVC推奨のJWCADでないとだめかと、JWCADをインストールしてやり始めましたが、やはり感覚的には全く使えず、悩んだ挙句、ARCADで書いた図面のDXFファイルをJWCADで読んで、JWCADのJWWファイルで保存して、これをNCVCでGコード変換したら、なんとうまくいきました。
角の面取りはなくなっていましたが、穴はきれいに開けてくれました。

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と、言うことで前置きが長くなりましたが、目的のKX3の交換パネルが完成し、付け替えました。
まだ試験レベルですので、材料は手持ちのプラバンを使用しています。若干BLUEの透明板ですが、結構いい感じに仕上がったと自己満足しています。
とりあえずの実用品第一号の完成報告です。



posted by ja6irk at 18:52| Comment(4) | TrackBack(0) | QRP-HomeBrew